復興支援チャリティイベント~「5/3は盛岡大通へ行こう2015」~

「5/3は盛岡大通へ行こう」が無事終了しました!

初年度を除き、ここ数年は暴風雨だったり、午後から雨だったりと

なんとなくすっきりしない天気でしたが

5年めにして、こうしてお天気にも恵まれ
大勢の方々にマチナカに来ていただきました!!

 

 出店者も過去最高の56店!

2011年から開催してきてやっと5年めにして

「5/3は盛岡大通へ行こう」という言葉が少しづつ定着しはじめたようで

今年は、岩手公園に行くついでではなく、

このチャリティイベントそのものを目当てに来たお客様も増えました。

 

寄付先が陸前高田ということで

初参戦してくださった

陸前高田出身のキッチンカー イーハトーヴさんりくさんは16時頃にはパンが完売

 グルージャ盛岡にも長蛇の列が出来て

 

他にも品薄になるお店もたくさんございました。

こちらは、もりねこさん。

このときは、ねこたちのエサ代に・・といっていましたが

今は動物愛護のNPO設立に向けて頑張っていらっしゃいますよね。

 美容系のハンドマッサージや占いは予約予約の大盛況。

 

こちらの方は5/3終了後にもほぼ毎月

いろいろなイベントに参加して

チャリティを継続してくださっています。

 

こんな感想もいただきました。

「街全体が明るく優しく活気づいていて
すごくいい雰囲気で
こんなにみんなが楽しそうにしているチャリティイベント
そうないと思います」

うれしーーーーー!!


 

おかげさまで

チラシ協賛金    50000円
出店料        126900円
寄付金        70688円
(出店者からの売上寄付+街頭募金)

合計、243588円ものお金が集まりました!!

ここから

経費や来年の運営費をさしひいて
15万円を寄付することにしました。

 さらに

今年はうれしいことに思わぬ別の展開がありました。

2011年の5/3に出店者として参加していただいた佐々木さんが

転勤先の浜松でクラフト作家となり、「tetoteへ行こう」という

大クラフト展を開催してくれました。

ピュアドリームの佐藤睦子さまには岩手の作家さんの作品も

浜松に送っていただいたりご協力いただきました。

(右が睦子様ですが、左は今みると「本気女子の営業セミナー」

体験談にいらしていただいた千絵子さんかな?)

その浜松からも150000円寄付金でいただき、

佐々木さんに代わって矢巾在住のご両親からお預かりしました。

この時の様子は新聞記事にもしていただきました

浜松でも来年以降も継続する予定とのこと・・
今回は作品だけが行き来しましたけど

実際に岩手からも浜松に出店したり、寄付金を届けたときの様子など

お知らせできればいいのですが

運営委員は全員がボランティアですので、そこまでできるかなあ・・と。

 

※今年も地元紙に大きく掲載していただきました。

 

 

 

<<そして寄付してきました 6/2陸前高田へ>>

今年は合計30万もの大金となりました。

市内の全ての中学校へ5万ずつ、そして残りの10万を陸前高田市立小中学校基金へ寄付してまいりました。
4校訪問し、それぞれで貴重な話を聞くことができましたが

私自身が「寄付のあり方」を考える契機となったのが高田東中学校の校長先生のお話です。(小友中・広田中・米崎中の3校が合併し、米崎中の校舎を間借りしています)

ここは被害の甚大だった学区で「クラスによっては半数が片親という学級もあります」とのこと。小友中閉校の写真史では、修学旅行の集合写真に遺影を持って並ぶ姿もあり、言葉に詰まりました。

「3月12日が卒業式で、上級生へプレゼントを買いにいく生徒もいるため、

半日授業だったんです。街へプレゼントを買いに行ってそこで亡くなった生徒たちです」

そして

「3.11以外の日にもやっていた黙とうを今年からやめました。

生徒たちは十分つらい思いをしている。いい意味での風化はしていいのですよ

しかし

「今の小学校1年生は当時の実体験は覚えていない。

実体験のない世代が中学生になったらこれは防災教育とともにあの日

何があったかを100年先まで語り継いでいかなければならない

津波の実体験をしていない・・という意味では私たち内陸部に住むものも同じ。

・・・・・この言葉は、その後に私が「陸前高田ベルコンツアー」を開催したり

「あまちゃんツアー」で三鉄の車窓から野田村を見ていただいたりという

バスツアーを企画する大きな理由になりました。

ちょっと大変ではありますが、チャリティイベントのお金は振り込みにせずに

来年以降も現地で手渡しし、貴重な話を聞いてきたいと思います。

 

 

※新聞記事の写真は市内でいちばん生徒数の多い第一中学校訪問時の様子です。

 

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