お金をふやすの巻<2>

ジェントル工藤です。
気が付けば年の瀬 今年一年の締めくくりがもう真近に迫りました。
ジェントルも(自分でジェントルというのは勇気がいります)

全力で師走を駆け抜けておりますが・・・・だんだんしんどくなってきました。
クリスマスに年賀状にお歳暮に・・・皆様も忙しく過ごされているのではないでしょうか。 

さて、前回の<1>に続き、今回も「お金をふやす」を語ってゆきます。
まずは身近な「貯蓄」の話です。 

  

  

本日は給料日でお給料をもらったとします。
「わーい。これ全部、使える分」だと思ってますか?

「宵越しの金は持たねえぜ」というゴーカイなタイプの人はさすがに少ないとしても

「貯金は、明日から」、「余裕ができたら」とか思っていませんか?   

実はこの考え方だとお金は貯まらないんです。 残念ながら・・・


なぜなら「お金を貯めること=支出」と考えなくてはいけません。

えっ なんで?貯蓄=支出って何???
はい。このように考えるとスッキリします。   

毎月頂いたお給料(収入)を何に使うか考えますよね!

「今日は給料日だから飲みにいこう」とか「自分のご褒美にエステ!」とか「前から欲しかったブーツを買おう」とか・・・

あれも、これも、頂いたお給料を仕分けしてゆく訳です。

当然、「携帯代」や「電気代」とか日常必要になる科目にも仕分けされます。
そのとき、「貯金」に仕分けする人は貯まるんです!!   

なんだ そんなことか・・と思うでしょうけど、これがなかなかできないんです。
貯めたいのであればお給料をもらったらソク「この分は貯金に」と別にしましょう。

そこの奥様!お財布に入れちゃダメです。


そして、別にした貯金は、貯金専用口座を作って入金しましょう。

どのくらい貯まっているか確認できます。

貯まるのが見えると下ろしたいという気持ちが薄れます。

こどものときに毎日10円ずつ貯金箱にいれて欲しいものを買った記憶はありませんか? あの感覚です。   


お給料から「貯蓄分」を差し引いて、別の口座にいれてしまう。
目の前から消してしまう。最初からこのお金はなかったことにしてしまうのです。

できそうですか?・・・えっできない?

そんなあなたに朗報です。

自分でできなければ誰かにやってもらいましょう。


 誰って?はい、自動引き落としです。   

 

給料天引きでしらずしらずに貯まってゆく財形は良いですね。利率も銀行の定期より良いかも・・・
目的をもった財形は更にお徳ですよ。

年金作りの財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄は非課税枠があります。   

しかし「財形制度」は就業している事業所が導入していなければ使えません。
「ウチないんじゃない?」ならば銀行等の積立定期も良いでしょう。

こちらも給料天引きで貯めることができます 大体どこの金融機関でもやってます。   

 

「自分でできないなら自動引き落とし」 お試しあれ。   

 

しかし気付くでしょう 財形や積立定期では「仕分け」はできても増えないことを・・・ 

下のグラフにご注目! なんとここ20年で預金金利が約6%下がっています  昔は良かった・・・・のです。

過去5年間の預金金利はこんなかんじです。  あららら・・・                                                 

これがダイエットのグラフならうれしい。たしかに。しかしこれは金利のグラグなんです。

「いくら貯まったかなぁ♪♪」と通帳みるとチョッピリだけ利子がついていて・・・
さらに!そのチョッピリの利子。しっかりと税金が引かれております。トホホ

 
そうなると「あ~もっと増やしたい!! 何かないの ドラえもん~」てなことになりません? 
ちなみに私は「ドラえもん」ではなく、ジェントル工藤です。

ここでジェントルのちらりと教養講座

仏教では人間の五欲という教えがあります。(食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲)まさに財欲・・世の常ですね。
ちなみに三大欲(食欲、睡眠欲、性欲)というのはよく聞きますよね。  うん。 

そこで次に考えるのは預け先です。

みなさん、預け先を考えるときの決めては何ですか?。
安心なところ、少しでも利率が高いところ、特典がつくところ、身近なところ・・・・・などなど人により様々です。
私なら安心なところ、利率が高いところもさることながら「複利運用」するものを選びます。
「複利」とは1年でついた利息を元本にプラスしてゆく計算方法です。これにより毎年元本が増えてゆきます。

つまり利子が利子を生む運用です。   

対して「単利」という計算方法があります。

こちらは元本に増えた利子はプラスされないので元本は変わらずで利子は一定になります。   

したがって「複利」と「単利」では「複利」に軍配があがります。


   
はい、今回はココまでです。 
次回は商品例など交えながら「どんだけぇ~」有利なものがあるのか語ってゆきます。
ではまた会う日まで ジェントル工藤でした。   



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