大人のおけいこクラブ第19回報告~「女性ホルモン」2014年10/26開催~

大人のおけいこクラブ。
女性限定の会で毎回、テーマを設けて開催しております。。。。

今回のテーマは「女性ホルモン」

 
講師の先生は、岩手県立大学看護学部教授の福島裕子先生。

福島先生には一度講師をお願いしたいとずっと願っていた先生です。

実は、福島先生も双子の母で、
私が、滝沢村の多胎児親の会「たわわ倶楽部」の会長をしていた時に
いろいろお世話になったのだ。

15年ぶりぐらいの再会。

 

セミナーには「リプロダクティブ・ヘルツ」という題名がついており
「安全で満ち足りた性生活とは?」という質問から
始まった。

※ちゃんと「大人のおけいこクラブ」って書いてくれています。

「リプロダクティブ・ヘルツ」とは「性と生殖に関する健康・権利」と

訳されるそうですが、先の質問とあわせると

「体が傷つかない」「感染症にかからない」「合意の上」
「のぞまない妊娠をしない」・・・といろいろあるのだそうですが
「性について自己管理と自己決定ができること」
という意味になるらしいです。

 

そのために
まずは「女性の持ち物」について理解しましょう ということで、
こちらのイラスト

これが模型となったのがこちら!!

けっこう絵でみるより衝撃度高いです。

 

さらに、それを「体で表現すると」こうなります。

「子宮になってみましょう」

福島先生自ら実践していただきました。

胴体が子宮で、両腕が卵管、指が卵巣かな?

 

そしてこちら 私もはじめて見た
婦人科検診に行って、膣内を診断するために使うのがこれですって。

衝撃度MORE!!

 

ビックリしたのが
これにMとかLとかサイズがあることなのよーー。


・・・と驚いている間に「生理のしくみ」について
話が進んでおりました。

排卵の瞬間!!

自分のからだのなかで毎月起こっている(または起こっていた・・)ことだけど

こうして映像みるとドキドキしますね。

 

なお生理について
「ちょっとおかしいのかな?」と思う判断材料としては
痛み・・・日常生活を送れない、寝込む日がある
量が多い・・・1時間で普通サイズのナプキンがいっぱいになる

をあげていました。

 

そしてこれらによいのが「低用量ピル」

「今や、副作用の反対の副効用のほうが多い」そうで

なぜならこんなふうに
ホルモンを一定量に保つことができるから。


 

以前、「女性が心身ともに絶好調なのは1か月のうちに
7日しかない」というお話を聞いたことがあるけれど
これなら生理前のイライラ等のPMSもないらしい。

 

が、
女性のライフサイクルは変わった。。。

初潮年齢が低下し、晩婚に少子化
つまり卵巣が休む間がなくなり・・・
結果、いろいろな病気を患う方が増えています。

 

しかも卵巣の寿命は40年だそうで

35才を過ぎると明らかに「卵子のもとの数」が減ってくるのだそうです。

 

卵巣の老化が「更年期」

私は今回はじめて知ったのですが
閉経の定義ってのがあって
「1年生理がこないと閉経」だそうです。

 

この後、更年期の諸症状とそれに対する対策も
(ホルモン補充療法など)も説明していただき

長期投与では骨粗しょう症や動脈硬化の予防にもなるんだそうな。

 

福島先生いわく、更年期も悪いことばかりではなく
「妊娠の心配がなく性を楽しむことができる」
というようなプラスの面もあるそうです。

決して「義務」ではなく「楽しむ」のだよ。

すでに
おっぱいもむより肩をもんでほしいまきさんは
どーするんでしょう?

 

更年期ってどうもマイナスに考えがちだけど
「プラスに考えてみましょう」というのは新しい発想でしたねーー

 

そして
更年期というのは
「いままで家族のため、だれかのため」に生きてきた女性が
「私が私らしく生きる事:」ができる時期

「第2の思春期」ともいうらしい。。

なるほど。

たしかに体型も大きく変わりますし、人生についてもいろいろ考える時期でもあります。


まとめとして

「自分のからだの持ち物を理解し、
自分を愛し、大切にしてください」

「女性らしく生きるのではなく
自分らしく女性を生きていきましょう」

福島先生にいわれると本当にそうだなーーと思えるから不思議。

 

その後は、北ホテル 料理長特製の
「ホルモンバランスを整えるランチ」

 

「柿と小松菜の白和え」「豆乳鍋」「カツオユッケ風」
「きのことキャベツのサラダ」「さつまいもごはん」「フルーツ」

女性ホルモンにどのようによいのか?を書いたレシピもいただきました。

北ホテルのマネージャーの近藤さんは、管理薬剤師の資格をもっていらして

本日は近藤さん監修のメニューなのです。

症状をお話すると、そのお悩みにはあったハーブティーもブレンドしてくれます。

 

 

参加者の方々です
写真OKの方々のみでーす。

 

下のお写真2枚
なぜみんな虫歯のようなポースをしてるのかは
このテーブルの方だけがわかる意味があるのだった・・・

わがるヤツだけわがればいい!!のよね。

どちらも様も女子トーク中でーす。

 

この後、
福島先生への個別相談が列をなして・・・。
やはり
「婦人科に行ってもなかなか相談しにくいことなんだなあ:」と実感。

 

「女性ホルモン」については
また機会みつけてやりたいなあと思っております。

生理の悩み、更年期の悩み、いろいろありますもんね。

↓なんだかおもちゃのようですが、自分の持ち物をちゃんと理解し、慈しむ、大事です。

カテゴリー:大人のおけいこクラブ~美容~