その他イベント

「イタリア人料理研究家マルコさんの食育講座」~2023年5/14開催

5/14(日)滝沢ビックルーフのクッキングスタジオにて
「マルコさんの食育講座」を開催しました。

実はイタリアというのはいくつもの州が集まった共和国。
国土は南北に長く、州によって郷土料理が違うそうです。

※ 地図:参照

イタリア地図 – 旅行のとも、ZenTech (travel-zentech.jp)

私たち日本人がイメージしてる「イタリアン」
パスタとかトマトソースとか魚介というのは南イタリアの料理だそうで
「北イタリアでは パスタよりも米が主食、パスタは週2回程度しか食べないし、ファーストフードの感覚」
と教えてくれたのは本日の講師、マルコ・ロヴェッリさん。

CUCINIAMO(クチニアーモ!) 一緒に料理しましょう

 

片言の日本語の威力はすさまじく、
気付けば、デモンストレーションがスタートしてました。

 

代表的な家庭料理「ピアディーナ」からスタート!!

強力粉(小麦粉、米粉、そば粉でもOK)とその半分の水、
オリーブオイル(結構使います)、塩ひとつまみ

それをひっつみの元をつくる要領でこねます。

ピアディ-ナは北イタリア地方のパンの原型のようなもので
その家々に伝わる「おばあちゃんの味」があるそう。
ちなみに、マルコのおばあちゃんは
「ダイミョウの料理人で、家には百科事典のようなレシピ本がアリマシタ」

 

ダイミョウが「大名」のことだと脳内変換されるのに数秒かかりました!

領主のことだそうで、県知事と貴族の両方の役目をあわせもったような役職だそうです。

まさかイタリア人から「大名」と聞くとは。。。

 

さて、ピアディ-ナ

生地を寝かせるのは、15分から30分でOKとのことで
あとは、すりこぎで焼きやすいようにのばします、、、

こちらのプロフェッショナル男子2名もこねる!!

さすが手つきがよい。

「コノグライネ」と各テーブルをまわるマルコ氏

こちらは親子参加のお2人。

お父さんと息子で料理教室に参加ってなんかいいよなああ。

各テーブルをラウンドしながら

ピアディ-ナの中にいれる具材(今日はホウレンソウのソテー、もちろんオリーブオイルたっぷり)

も作っているマルコさん。

フライパンで両面を焼き、中に具材をいれて包み、切れば完成~!

具材は何でもいいそうで、
肉、魚、野菜、ハム、チーズ、フルーツ、さらにはチョコレートでもOK

「オーブン使わないからカンタンネ」とマルコ氏

 

続きまして本場のミラノリゾットをマルコさんが作ります。

用意するものは

お米(なんでもよい)、玉ねぎ、塩、白ワイン、チキンコンソメ、
オリーブオイル、

そして、ミラノリゾットに欠かせないのが

「サフラン」「パルミジャーノチーズ」

玉ねぎを切り、オリーブオイルで炒めながら、マルコさんの食育講座が

すでに始まっております。

「イタリア人は素材をとても大事にします。

なので、玉ねぎいれたら、ニンニクはいれない。

ホタテに牛乳?なんで、そんなことするの?」

あとから聞いたら

北イタリアでは小麦がとれず、野菜、コメ、酪農が主な産業だった時代が長く、

「食べ物を大事にする」という習慣があったということ、

そしてもうひとつは野菜の味が濃いので

「素材の味を大事に、味付けはシンプルに」

 

ちなみに

「オリーブオイル、塩、レモンジュース」が北イタリアの3大調味料だそうで、

甘いものが食べたいときは

「オリーブオイルに砂糖をつけたものを、バケットにつける」

しょっぱいものが食べたいときは

「オリーブオイルに塩をつけたものを、バケットにつける」

そして、

「イタリア人はにんにく好き」も誤解だそうで

「にんにく=臭いので、最初の香り付けにしか使わない」のだそうです。

 

玉ねぎを炒めたら、続いて、生の米をひたすら炒ります。
そして、数回に分けて、チキンコンソメをいれた出汁をいれていく。

途中で、白ワインやサフランを投入。

サフランをいれると色が変わります~。

本場のリゾットはちょっと米を硬めに仕上げるそうで

「日本のリゾットはおかゆに近い」

数回に分けて、出汁を投入するのは「おかゆや雑炊にしないため」なんだと思います。

そして、仕上げにパルミジャーノチーズをすりおろす。

この役目は一家でいちばん年下の子の役目なんだとか

家族が多いと

「1時間もやることにナルヨ」とマルコさん

プロフェッショナル男子がボソッといってましたが

「話しながら、手を動かしながら、火加減も見るって結構、難しいんだよね」と。

なるほど。

完成~!

 

はい。お待ちかねの試食タイム!!

みなさんが、お料理を作っている間、

ひたすら、サラダとオリーブオイル試食用の準備をしていた布施ご夫妻。

食卓には
ピアディ-ナ、ミラノリゾット、サラダ、あんこ、砂糖、塩(シチリアの塩)、バケット、オリーブオイル2種、

そしてハーブティーが並びました。

 

なぜ、あんこ?というと

あんこにオリーブオイルがあう!!これを試してほしいとのことで。

みなさん、「あんバターみたいで美味い!!」と。

 

今日、食べ比べしていただくオリーブオイルはこちらの2種類。

エキストラヴァージンオイルです。

青がクラシコ、緑がビオでどちらもアンチエイジング効果がありますが、

より強いのはクラシコ。

試食しながら、オリーブオイルソムリエの布施かおりさんからミニセミナーを受けます。

クラシコもビオもオリーブが緑のうちにとって、ろ過したものだそうです。

オリーブオイルはこれまた奥が深いので

単独のオリーブオイルセミナーとして開催したいなあと思いました。

布施さんはコーヒーにも漬物にもオリーブオイルをいれるそうですよ

 

あっという間の3時間、盛りだくさんの内容で

片付け含めて、時間内に撤収できるか心配でしたが、なんと

参加者の方々の手際の良さで、10分前に終了!!

これにはマルコさんも「奇跡」と!!

 

お料理を作ることも楽しいですけど、イタリア人の「へ~」はまだまだあるそう。

マルコさんは「料理はおばあちゃんから習った」と言ってましたが

こうして、おばあちゃんの知恵を9399キロ離れた岩手で聞くというのは

感慨深いものがありますよね。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

 

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就活セミナー「議員というおシゴト」~2022年11/24開催

11/24(木)ちょっと珍しい就活セミナーを開催しました。
こちら、主催者は

こどものこと。研究所 座・いどばた代表の佐藤澄子さん

 

佐藤さんから
「20代30代の議員を増やしていきたい」というお話があったのはいつだったっけ?

調べてみると地方議員(県議・市議・町議・村議)のなかの20代30代の議員の割合というのは5%もないらしい。

 

「では企業がやっているようにまずは

シゴトの中身について理解していただくための就活セミナーをやりましょー」

と言った時、季節はまだ秋のはじまりだった気がします。

当日は会場に26名、オンラインで11名、合計37名の方にご参加いただきました。

(うち10代~30代は17名の方がいらっしゃいました)

 

会場には

10代から60代まで幅広い年代の方にお越しいただき、
中には学ラン姿の高校生も2名。

そして

ゲスト議員は

盛岡市議 加藤麻衣さん(28才現在1期め)
https://katomai.space/self-introduction/

岩手県議 米内絋正さん(35才現在1期め)

https://yonai.info/profile/

のお2人です!

まず、あらかじめ、こちらで用意した7つの質問に答えていただきました。

ちなみに進行しているのは岩手県立大学の現役の学生さんです。

 

1. 議員になるまでの経歴

2. ある月のスケジュール
3. 報酬と休日

4. 立候補のきっかけと仲間作り
5. 選挙にかかったお金
6. 議員の仕事のやりがい、しんどいこと
7. 議員でなければできない仕事とは?

 

以下、少しづつエピソードをご紹介

まず、加藤さんが議員になるきっかけは
学生時代に参加したLGBTの会議だったといいます。
その後、サークルをたちあげ、啓蒙活動や居場所作りをするものの、一方で

市民活動の限界も見えていたところに市議会を傍聴する機会が。
その時、当事者が議会にいないことに気がつきます。
それを職場で話したところ、「やってみたら?」といわれ、

約1か月半で選挙の準備をしたそうです。
この時、被選挙権ギリの25才。

 

米内さんは

曾祖父が総理大臣の米内光政氏。

時代が戦争に向かうなかで反戦主義を貫いた「ひいおじいちゃん」に感銘を受け、
中学生の時に政治家になりたいとは思ったものの

本格的に目指したのは2011年の東日本大震災後だったといいます。

5年間の会社員生活を経て、議員になるための準備を!
と思ったものの、どうやって議員になるかもわからない。

このあとの行動が面白いんですけど

米内さん、なんとマイナビで「議員秘書」を検索。

2年半の議員秘書生活を経て、単身盛岡へ来たのが2018年だそうです。

これには一同、「ええー!マイナビで検索!!」とびっくり。

 

気になる報酬について
加藤さんは月額617000円(手取りは351900円)賞与などを含めた年収は9810300円
米内さんは月額770000円 賞与などを含めた年収は約1300万

しかし

「年収というより、年商に近いです。
たとえばコロナ前の12月1月をみると、さまざまな会合に参加し、その参加費は2か月で約100万です。

また政務活動費といってたとえば事務所をもつ経費も認められているものはありますが
それもでるのは半分。
なのでいただく金額も多いけれども出ていく金額も多いのが実情です」
と米内議員から説明がありました。

 

休日については2人とも

「基本、休みはないし、プライベートと仕事という明確な境界線がない」と回答。

 

そして

4年に1回、選挙が行われるため

「4年に1回失職する可能性がある仕事です!」

その選挙にもお金がかるわけですが
「いくらお金がかかるのものなの?」にも答えていただきました。

 

加藤さんいわく

「供託金という立候補に際し、必要な30万(県議は60万)

含め150万ぐらいかかった。しかし一定数の投票を得れば公費で認められ、戻ってくるお金もあり、それで助かった記憶です」

米内さんは

「国政か地方かの規模によっても違いますし、掛け方もあるとは思います。
とはいえ、かかるものはかかりますね」

 

ここまで聞くと

企業でいえば完全にブラック企業やないかーい!

とツッコミが聞こえてきそう。

 

しかも4年に1度、失職する可能性もあるという不安定さ。
さらには

「全く知らない人に辛辣な言葉を言われることもある」という立場。

であるのにに「議員という仕事を選ぶやりがいは?」

「社会に変化をもたらすことができる」

「ある地方で成功したことを他の地域にも波及させることができる」

「社会を前に進めることができる」

といいます。

ここまでの回答ですでに熱を帯び、

会場、オンラインで質疑応答の時間はなんと残り、15分!

以下、その15分の様子を。

 

「素人が立候補するのには壁が高い」という意見には

「その通りだと思います。

選挙費用ももっと安く、お金のかからないものにしなければいけないと思うし、
さらには仕事をもちながら立候補できる環境を作っていかなければならないと思う」

 

「議員になるのに必要なことは?」という質問には
「社会に対する信頼」

「選挙で自分の名前を書いていただいたその責任、覚悟」で

お2人とも「まずは行動してみることが大事」

 

さらには

「議員ではなく、リーダーシップを発揮できる首長になる気はないのか?」
の叱咤激励?もいただきました。

事前に質問をたくさんいただきがら時間切れ。

いただいた質問には昨日、12/20に文書でまとめ、参加者の方々のへ
メールで送りました。

 

開催後のアンケートには

16名の方から回答をいただきましたが

「将来、地方議員をやってみたいというお気持ちはありますか?」という質問には

3年以内に検討してみたい が3人
5年以内が1人
10年以内が4人
さらには自分は立候補はしないけど応援したいが5人

いらっしゃいました。

 
若い議員を増やすための提言もいろいろいただきました。

・インフルエンサーと議員の対談を動画で流す
・小中高、大学生とこのような機会を増やす

・選挙の壁を低くする(資金や兼業)

などなど。

 

また、これはセミナーの最中にもでたことですけれども

「若者の投票率が低いのはこれは今に始まったことではなく、昔から。
社会人になったり、家庭をもったり、社会の課題と自分がぶつかるなかで

はじめて関心をもつようになる」

ならば、たとえば「奨学金について」など

若い方に身近なテーマで話しするのもありなのかなあと

アンケート回答を見ながら個人的には思ったりしてました。

 

来年は統一地方選挙

知事選、県議選、市町村議選と続きます。

今回の就活セミナーの熱波を伝播していければ!と思います。

ゲスト議員のお2人、
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

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「さわや書店発POP教室」~2020年8/30ZOOM配信

書店員さんが書いた手書きのPOPで全国的に有名なさわや書店さん。

 

さわや書店の栗澤部長をお招きし,そのPOP教室をZOOM配信しました。

 

 

▼このご時世なので初のフェイスシールドをつけて。

このフェイスシールドで冒頭にハプニングがありました(笑)

 

 

 

私は常々「自分が受けたい講座を開く」ようにしているのですが

今回もやっていて,すごくおもしろかったです。

 

 

というのは,今回の講座は,POPの技術指導という美術的な内容ではなく,

昭和22年に創業した地方の老舗書店が

ネット書店に負けないための販売戦略や,

ヒストリーをお聞きしたような回だったからです。

 

 

これ,個人事業主さんや会社経営者の方にお聞かせしたかったなあ。

 

 

まずは,なぜさわや書店が手書きPOPを始めたかという経緯からお聞きしました。

 

それはひとことでいうと

「全国同じ金太郎飴書店からの脱却を目指して」というもの。

 

 

書店はその再販売価格維持制度により

全国どこへ行っても同じ書物が同じ値段で売られている。

それこそ,出販社が作ったPOPが一律配布されるようになってからは

さらにこの金太郎飴書店化に拍車がかかったそうです。

 

 

そんななかで,さわや書店が目指したのは

「顔の見える書店」

 

 

それには,出販社や取次からいわれた本を売るだけではなく

書店員が売りたい本を売る!というという営業戦略がありました。

 

 

今,街の本屋を脅かすものといえばネット書店に電子書籍,,,

だと私個人は思っているのですが

ネット書店にはできない方法で「売りたい本を売った」といえば

なんといっても,「文庫X」

 

 

 

 

本の名前,著者名,出販社をカバーで隠し,

お知らせしたのは

値段とノンフィクションであるということだけ。

 

 

そして,「どうしても読んでほしい810円がここにある」というキャッチコピーと

なぜ読んでほしいのかの思いをカバーに自筆で書き,販売した。

 

この手法が全国の書店に飛び火し,2016年7月から11月までで

もともとの3万部が18万部売れたというから本当に凄い。

 

「文庫X」詳細はこちら

https://www.shinchosha.co.jp/news/article/303/

 

 

そして,

さわや書店が書くPOPは

 

「アイキャッチ型」といわれるビジュアル中心のものと

「おすすめ提案型」といわれる文章中心のものとがあるそうです。

 

 

講座では,それぞれのPOP例を紹介していただき

どこがポイントなのかをお話していただきました。

 

 

▼アイキャッチ型

これは,POPがなければ手にはとらない本だと思います。

 

 

 

なぜか写真が横になるけど,これはアイキャッチ型の典型だそうです。

「ボニンって何?」といわせて本を手にとればしめたもの。

 

 

▼おすすめ提案型

これこそ,私のなかのさわや書店POPイメージです。

フェザン店に多いかな?

 

 

わりとシンプルな形のPOP

 

 

なお,POPはさわや各店でそれぞれ描いているそうで

店ごとの特長も違うそう。

本店は,マスキングテープ使いが多いとか。

 

 

 

そして,大切なことは

 

POPは広告,伝えたい人がいるということ!

つまり,自己満足ではなく,誰かに伝える手段。

 

 

これは,広告屋の私にとって

広告の原点に立ち返るような言葉となりました。

 

「誰にそれを伝えたいのか」

 

 

今回,受講者特典として

「あなたの書いたPOPを10/1~さわや書店に展示します」

というご協力をいただきました。

 

そして,このことが

地元の盛岡タイムス11/7のなんと一面で掲載していただきました。

 

 

さわや書店さんには

このような専用コーナーを設けていただきました。

 

 

ここからは皆様の作品ですっ!!

 

「電話をしてるふり」  バイク川崎バイク

芸人さんが書いたショートストーリーで寝る前にちょうどいいそうです。

 

 

「青森ヒバのある暮らし」 村口実姉子

ZOOM配信だからこそで青森県から参戦してくれました。

 

「七月に流れる花 八月は冷たい城」 恩田陸

娘さんとミニ読書会をして作ってくれました。

 

 

「ロスジェネの逆襲」 池井戸潤

セミナー前に私が書いたヘタレ見本です。

 

 

「星に願いを」 林真理子

こちらはセミナー受講後に書いた私作品。たいして上達してない。。。

 

 

「あなたにありがとう」 松浦弥太郎

やさぐれた時に読むとよい本なんですって。

 

 

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」 堀内都喜子

現役の社労士さんが選んだ本。
しっかりPOPに名前入り。「働き方改革」にきっと良き本。

 

 

「2020年6月30日にまたここで会おう」 瀧本哲史

POPを書いたOさんが,この本について熱く語っているYouTubeもあるそうです。

 

 

「さよならを待つふたりのために」 ジョン・グルーン
うぉー,字も絵も上手いぞ!
これ,世界中でベストセラーになっているんですね。知らなかった

 

 

「ドウエル教授の首」 ベリャーエフ

現役の画家の方の作品です。

「字が下手なんですよ」と言っていたのは謙遜だったわ。うまいじゃないか。

 

 

もうひとつ作成してくださっていて,こちらは後半に展示予定だそうです。
ぉー,前衛的!

なぜか,写真が横になる。。

 

「旅屋おかえり」 原田ハマ

読み終えたあとにこのタイトルが輝きをもつ,,そうか,そうなのか!

 

 

「石の記憶」 高橋 克彦

作品みて,「わ!POPの完成度高っ!」と思った作品。

しかし,本が絶版なんですって。残念。でもこうしてPOP作品は展示してます。

 

 

コロナが落ち着いたら,ZOOMだけでなく,リアルにまた開催したいです!

 

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「ZOOMで映える!」~2020年7/5ZOOM配信

7/5(日) 映像ディレクターの菊池茉理子さんに講師をお願いし

「ZOOM映え!」のポイントをレクチャーしていただきました。

 

 

 

リモートセミナーはいろいろと準備があるので

当日,開始の約90分前に会場入り。

 

 

ここで難儀したのが,マイクです。

 

 

セミナーのなかでも紹介した360度拾えるマイクを14000円?で購入。

(ZOOM中継するにあたり,いろいろ備品を購入しましたけど

これが一番高かったよぉ。)

 

 

 

これを設置したら,ものすごいハウリング!

 

この時,卓上には

①私のノーとパソコン内蔵カメラのマイク

②菊池先生のパソコン内蔵カメラのマイク

③WEBカメラのマイク
④この14000円のマイク

と実に4つのマイクがありまして,

①~③の音を切断しないとならなかったんですわ。
それが結構,大変で

「どれが鳴っている~?」と探し
そして会場外に出て,ZOOM接続し,都度,確認。

 

 

,,てなことをやってましたら,あっという間に開始時間となり

このように,何事もなかったかのように始めてますけど

無事設営完了したのが本番の15分前です。

始まる前に55才はトイレにも行かなきゃ!

 

 

 

 

 

セミナーは,菊池先生が作ってくださったパワポ資料が完璧で

参加者のバーチャル背景などを愛でながら,和気あいあいと進みました。

ZOOMを主催する際の基本的な使い方についてレクチャーしたあとで

映える編に入っていきます。

 

菊池先生いわく,

映えるポイントは
「照明・角度・高さ」 

 

 

それぞれの解説と

おすすめの機材やそのセッティングの仕方も教えていただきました。

 

 

光の当て方については

メイクのハイライトとシャドウの入れ方と共通点が多く,,

動画を見たら,私が度々,「なるほど」と唸っております。

 

 

ちなみに

この日のZOOM映像は,エフェクト機能という肌補正を行っています。

これ,ZOOMが勝手にいい感じの肌色にしてくれる機能。

 

 

 

さらには

洋服のNGについても解説していただきました。

 

 

チェックとストライプ,

避けたほうがいいんですってよー。

 

 

モアレと呼ばれる映像的なノイズが出る可能性が高くなり

視聴者にとって,見辛い画面となるからだそうです。

 

ナイロン素材もNG,,,これは「カシャカシャ」という音が入るから。

たしかに。

 

 

冒頭,私たちが難儀したマイクの重複や

カメラを2台操作する方法についても

教えていただき

 

 

「わかりやすかった」

「楽しかった」

と感想をいただきました。

 

 

 

コロナ禍になるまでは

私がこんな本を借りてくるなんて予想もしてませんでしたけど

これからは,

ZOOMで録画したものを動画編集して

YouTubeにあげるなんてことも

時によっては必要になってきました。

 

 

 

 

 

というわけで

近日中に,「動画編集からのYouTubeに投稿」編のZOOMセミナーも

開催してみたいと思っております。

 

 

記念すべき,私のYouTube デビューは

「ZOOMで映える」限定公開

1時間31分22秒

 

 

今,見たら視聴回数9回ですって。
ま,限定ですから。

※2020年12/10現在,31回になってました。
参加者の方々が見て復習してくれたのかな?

 

 

ちなみに,この日の動画編集は私ではなく

長女に全てやってもらいました。

 

私がしたのは

完成した動画をYoutubeに限定公開でUPしただけです!

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スナック&ライブハウス応援,「天元ふみリモートライブ」~2020年6/27開催

そもそもは

 

「コロナ禍だからこそ,何かできるものはないだろうか?」

 

からスタートしたリモートライブ。

 

 

「東京のどこかライブハウスと盛岡の会場をZOOMで結んで

ライブってできないかしらね?

もちろんZOOMだから全国好きなところから視聴するのもアリで」

 

と雨本ふみさん改め天元ふみさんにメッセージしたのは5月中旬。

 

 

そこから,

「ZOOMをよく知らない2人」が組んで,
東京高円寺のウーハさんと

盛岡大通の樹里杏さんに

それぞれ,会場を提供していただき,6/27に開催しました。

 

 

月末の土曜日,昼下がりの14時スタート!

 

 

 

 

何せ,「開催を決めてからZOOMの勉強」をした私なので

モロモロの技術不安があり,

当日は,㈱のびあのpaypay担当のCさんに助っ人をお願いしました。

 

 

そうです。
アクリル越しに私が余裕の顔でいれるのは

とにかく,paypayのCさんのお陰なんでーす。

この横顔からも真剣な表情が伝わっているでしょう?

 

Cさん,休日なのにありがとうございます。

 

 

 

「酒が入ったほうが音が良くなる」

 

それは雨本さんから天元さんに改名しても変わらず,

東京高円寺から,盛岡樹里杏と全国のZOOM視聴者の皆様と

総勢50名の「かんぱーーい」

 

 


ちなみに樹里杏さんの本日のお品書き~

上の乾杯写真で右側にたたずむ優しい笑顔が百合子ママです。

 

 

 

しかし,私の無知から樹里杏では音声トラブルが多発。

そうなの,私,ほんとに無知すぎました。

 

店にはカラオケ用のTVが3台あったのですが

3台とも映すためには

パソコンと繋ぐケーブルはそれぞれ3本必要だったのよね。。。

 

 

そんなことも知らずにケーブル1本のみ持参した私のIT脳により

いちばん大きいTV画面のみの上映となりました。

ま,他にもカラオケ用のスピーカーと繋いでみたけど
なんだか音が不安定。

 

 

あまもとさんの代表曲にちなんで

「不安定な情緒」と音声。

 

 

あとから,ZOOM録画したものを視聴してみたら

普通にこっちの方が音声が良かった・・・・・・

 

 

そんなわけで樹里杏では

時折,

「昭和の時代,Wラジカセでテレビから録画してたよね?」

ばりのカヤカヤとした音声になりつつも

 

ZOOMならではの

顔出ししている人のお顔が見えたり,

888888888(パチパチ)でチャットが埋め尽くされたり,

ご自宅組でもこんな手作りうちわを作って参戦してくださる方もいて

 

おーー,東京と盛岡と全国さまざまな地点で

「みんな繋がっている感」がありました。

 

 

 

 

遅れてZOOMへ入ってきた方のミュートが間に合わず

時折,大画面に名前がどーんと出たり

お姿が入れ込んだり

さらには,用意したペンライトが5分しかもたなかったりと

いろいろトラブル勃発するなか

全16曲歌い切った,ふみさんと

伴走者の技術担当Cさん。

 

 

 

肩にかなりの力が入っているCさんの背中。。男の背中です

 

 

 

最後は「鉄砲伝来音頭」

「ミュートを外して,盛り上がっていきましょーーー!!」

 

 

ミュートを外した結果,

画面には盛岡が映りっぱなしで

♪ ドン!♪というかわいいかけ声もリモートで入ったりと

制御不能な事態もありましたけど

 

そんなトラブルも「チャレンジ」として

優しく受け止めてくださるお客様ばかりで

本当に感謝です(88888888)

 

 

 

 

 

3日後,録画した映像を天元さん自身に編集していただき

参加者のみの「限定公開」にして

お送りしております。

 

 

 

 

 

週が明けて月曜日,天元さんとZOOM反省会をしましたが,

 

「結局,ライブ配信はやっぱりYouTubeかなあ・・・?」と

「でも一方通行にならないで顔が見えるのはいいですよね」

「ツイキャスはどうなんだろう?」

 

などなど。

 

次回は「ZOOM+YouTube」にも挑戦してみたいかな?と
苦手な動画編集と配信も覚えていかねば・・・・と決意だけした私です。

 

 

 

 

 

樹里杏で,そして全国のお好きな場所で視聴してくださった皆様,

ウーハの店長,樹里杏のママ,
そして,天元ふみさん,

ありがとうございました!

 

合言葉はトライ&エラー!

 

 

<追伸>

 

“天元ふみさんもブログで書いてくれてます”
リモートライブ開催の経緯

http://amamoto23.hatenablog.com/entry/2020/06/16/081901

 

6/27終了し,御礼

http://amamoto23.hatenablog.com/entry/2020/06/28/095844

 

登録してね,天元ふみチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UChalzo1RL2WAHqoBRc1wXeQ

 

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