インタビュー

㈱ホップス デザイナー辻 元気さま(22才)

「この髪、自分で切ったんですよね」といきなりいわれて面食らった。

「美容師さんと話するのが苦手で、1時間ぐらい何話すかな?って考えちゃうんですよ。・・でだんだんそれが面倒になっちゃって、それなら自分で切るかあ~って」

もしかして「ひきこもり系?」と思ったらそんなことはない。女性の井戸端会議にもスッと入ってこれる人懐こさがある。

モノクロで決めたファツション、指にはリング、外見もさることながら、「自分の机の上だけはやけにきれいに整理整頓してる」様も、キーワードだけ並べたら完全にイマドキの「草食系男子」だ。



 


 

 えっそんなアップで撮っちゃいますか?といいつつもカメラ目線でパチリ。

_「㈱ホップス入社のきっかけは?」

地元の高校を卒業したあと、専門学校へ入ったんです。そこのクリエイティブデザイン科って、名前だけはいかにもギョーカイでしょ?ま、そこを卒業したんですけど、

専門学校時代に「インターン制度」ていうのがあって、要は学校に籍をおきながら毎日、会社で仕事するんです。それで単位をもらうっていう。

そのインターン制度を使って半年ぐらいだったかなあ?ホップスに来てたんです。でそのまま2008年4月に入社しました。

僕ですか?なんちゃってデザイナーですよ。


_デザイナーの仕事について教えてください。

㈱ホップスはWEB制作会社ですので、ホームページや携帯のサイト、通販サイト、携帯アプリなどありとあらゆるWEBで作れるものの企画・制作・開発をしています。

で、ひとつのサイトを作るのにプログラマー、デザイナーとだいたい2~3人でチーム組んで作るんですけど、僕はそのデザインをしています。

営業がお客様から「どんなふうにサイトに仕上げたいか」イメージなど聞いてくるんです。それを仕上げるのが僕の仕事ですね。


_仕事で気をつけてる点はありますか?

社内のとなりの島には行かないことです!!あっちの島は強い勢力のある島なんで・・・。あっ これ書いちゃいます?

※㈱ホップス社内の配置は、大きく2つに分かれています。プログラマーやデザイナーがいる席とまがりやネットや経理担当のスタッフがいる席。

創業者である現社長の工藤昌代社長も、辻さんがいう「となりの島」の席です。


イメージを描く自由帳。ここから素晴らしいWEBデザインが生まれます

すいません、真面目に答えると、お客様のイメージと制作するこちらのイメージとズレないようにしてます。

僕もお客様との打ち合わせに同席することはありますが、お客様が思っているイメージやサイトを通して伝えたいことを全部聞くようにしています。

使う色に指定があったり、店舗がある場合だとつかみやすいんですけど、ない場合、なかにはお客様自身も曖昧なイメージしかない時もあって、

そのときはその地に足を運んで。普通の人がぱっとみる風景だけじゃなくて、うーん、アスファルトの下から上を舐めるように見るんです。

で写真とったり、イラストかいたり、帰ってきたからもネットで街なら街の情報ひろって、商品なら商品の情報ひろって、あとはひたすら妄想の世界ですね。

えっ?趣味ですか?妄想ですよ。家にひきこもって、妄想で世界一周しちゃうようなタイプです。

  

 


 

「中見せてください」とお願いしたら可愛いイラスト。

_今日の洋服は全く色使いのないものですけれど、デザインで好きなデザインとか色とかはありますか?

POPな感じ、楽しい感じが大好きです。サイケな攻撃的な感じも好きです。色なんかもガンガンいっちゃって。

自分自身が攻撃的にバンバン主張できない分、きっとデザインで攻撃的に生きてる。あ~これカッコよ過ぎですかねえ。(このセリフに上司の方が大爆笑)

 

 


 

 「自分で切った」という髪。後ろも揃っていて上手です。


_ ㈱ホップスに入社してよかった点は何ですか?

いろいろな大きい仕事を任せてもらえる点ですね。

それとホップスが運営しているサイトに「まがりやネット」っていう東北のこだわり商品を見つけてきて販売するサイトがあるんですけど

それは今、61社(2010年12月20日時点)の商品を載せているんですが、ひとつひとつものすごく丁寧に取材していて、デザインもひとつひとつ違うんです。

ひとつのショッピングサイトにはなっていますが、1社分がひとつのHP作成に匹敵するぐらい取材もデザインも手間かけてやってます。

このデザインを手掛けるうちに、前に自分がデザインした商品とは今度は全く違うデザインを考えて、また次も全然違うデザインで・・。

これがすごく自分自身の勉強になっているし、成長させてもらっていると思います。


 指が長くてとてもセクシーな手でした。リングも絵になる。


_㈱ホップスさん、創業時は印刷もやっていたとか?

1996年の創業ですから来年で15年目になるんですね。社長が自宅でひとりで創業したそうですが、当時はまだ紙媒体のほうが圧倒的に多かったらしく、プログラム開発と印刷と両方やってたそうです。転機は2001年って聞いてます。

2000年ぐらいからインターネットの世界がものすごい勢いで進んでいったんですけど、

2001年に「印刷の仕事はもう受けません。これからホップスはWEBに特化してやっていきます」って宣言しちゃったらしいです。

ま、その頃は僕はまだ小学生だったりしますから、正直いうと,わかるようなわからないような感じですけれど、でもここでWEBに特化したのは正しい決断だったと思います。

僕もこうして入社したわけですし。(笑)

 

 


 

熱く語るときのお顔です

_そして、2005年から「まがりやネット」を始めたんですよね。

はい。以前からショッピングサイトの開発を頼まれるようになってたらしいのですが、

最初は「それらのお客様のために、何がいいのか自分たちで体験的にやってみましょう」っていうことでたちあげたサイトだったらしいです。

「まがりや」を最初にたちあげたときは3社の商品だったそうですが、「自分たちはインターネットはできないけれど販売してもらえないか?」

っていう依頼も徐々にくるようになり、そうしたら岩手県には手間をかけたいい商品がたくさんあることにも気づくようになって。食材だけでなく、工芸品だって。

これを日本中、世界中の人に紹介して、広めていきたい、そして生産者の方々にもいい思いをしてほしいって、体験的にやってみたはずの「まがりやネット」がそれで終わらなくなってしまったんですね。

でも、社長がよく言うんですけれど、「インターネットはできない、知らない、うちには電話とファックスしかないっていうインターネット弱者の方にでもインターネットで世界中に物が売れる環境を作ってあげることが大事だ」って。

だから、他の大手通販サイトは「出店者はインターネットができることありき」で作っているのに対して、まがりやネットは「できないことありき」で作っているんです。

それに、「まがりや」のスタッフが納得したいいものしか売ってないので、まがりやの商品はハズレがないです。

だから僕も生産者の人たちの思いが伝わるように、頑張ってデザインを作っているんです

仕事風景。奥は上司のチーフプランナー島田さん。取材中、爆笑してました。


_辻さん、熱い!では最後に、のびあ会員への特典PRをどうぞ。

僕は常に楽しんで生きていたい! あっ 僕の話、もう終わってますか?PRでしたね。

ホップスの運営するサイトには「まがりやネット」のほかに「ありますネット」というのもあるんですが、これは「まがりや」よりももっと敷居が低くて、「こんな商品あります」っていう、1品から出店できるサイトなんですよ。たとえば、みなさんが趣味で作っている手芸品、アクセサリー、お洋服、工芸品、量産なんかできないけれど美味しいよっていう手作りお菓子などあると思うんですけれど

そんな「あります商品」を紹介、販売するサイトです。

もちろんインターネットわからなくてOKです。自分でショピングサイトをたちあげるのは大変ですし、

ましてや店舗をだすのも大変です。それを助け合い、産直感覚で、「ありますネット」っていうお店に

だしてみる。そして、のびあの会員さんが「ありますネット」に出店する際は、その初期費用がなんと10%OFFです!! あなたの1品が、ネットでの誰かが「こんな商品ほしかった!」と探していた希少価値になるかもしれませんよ。


_株式会社ホップス(盛岡市)_

WEB制作・企画・開発の会社です。

「まがりやネット」には、あの「深いいい話!」で紹介された商品もあるとか。

「まがりやネット」「ありますネット」詳しくはこちらで http://www.hops.co.jp/