シニア犬の介護で 深まった夫婦の愛(笑)/気づいたこと

昨年の8月から ほとんど毎日 シニア犬のナイトくんの点滴通院に通っています。

朝は 診察の順番まちに 朝早い時で6時半 今は7時過ぎに病院に行って

8時になって診察券をだし、その後すぐに ナイトを迎えに行って 点滴して帰ってくるのが 10時。そのルーティンが毎日です。もう1匹のぷりんも目を傷つけてしまい 1匹終わったら また戻って2匹目の犬を病院に連れてきます。要するに3往復病院に通ってることに。

 

だから 朝は 大変です。
朝5時起きで わたしは朝食 お弁当作り トイレ掃除 玄関掃除 神棚仏壇にお供え
愛犬たちのご飯(ここ、意外に大変 食べない子がいるので。。)

 

その間は 夫は 掃除 洗濯 挙げ句の果てに 食べ終わった茶碗を洗ってくれています。。その後ろ姿に 「病院に行ってきます」のわたし。。

 

なぜ 早く行くかというと 激混みの病院なので
1番から3番までであれば 9時半から10時には終わるのですが、そこすぎると
11時12時以降までになるので そうなると時間が勿体無い。

朝を犠牲にすれば 帰ってくれば 好きなように時間をとれるのです。

夫は嫌な顔もせず 送り出してくれています。診察券だしてきて 犬を迎えにくると 夫がが出勤です。。そのあとに 犬を連れての わたしも病院となるのです。

夫がお休みの時は 2匹一緒に 病院にいきます。

ある日 わたしが1年ぶりの目眩を起こしてしまって その時から1週間ほど 夫は仕事を遅れて もう1匹の犬を連れて病院に行き その後通勤をしてくれてました。

 

ふと 二人の子供たちのことを思い出しました。

愛が足りない 愛情表現が足りないと 常々思っていたのですが
小さい頃の息子は 本当に体が弱くて 病院通いが多かったんですね。
初めての子供でしたので 夜中の発熱は 夫婦で慌てたものでした。

その時も 夜中であろうが
救急病院に何度も連れて行ってくれたんです。(当たり前のことだと思いますが)

 

娘の時も 同じように 「子供のためならえんやこら」
そんな夫だったなと 今更ながら 家族への愛をかんじました。

しかし その時の わたしは 若かった。。

「子供のことを もっと考えてほしい。もっと可愛がってほしい」と
心の中はもやっとしていました。。

 

〜と話しは それましたが

今は シニア犬15歳9ヶ月のナイトの闘病生活で
夫も 動物の命の尊さを学んでる気がします。

どんどん痩せ衰えていく姿や ほとんど 食べれず ぐったりする姿を見ていて
夫も なんども ベットの犬の顔をのぞいてみたり。。時折涙ぐんでみたり。

わたしもですが 夫もペットロスになるのかもと感じています。

子供たちが巣立ったあとは 愛犬たちとの生活で
今では 愛犬が子供たちのように感じていて

犬たちも 夫が帰ってくる時間が わかるようで玄関で待っている。。その姿をみて 「ただいま〜」の声のトーンが違う(笑)

 

ナイトを撫でながら 骨だよな〜〜と呟く

このくらい ふっくらだったナイトが

今では 毛も少なくなって 骨と皮のように

落としたら 骨が砕けそうな感じ。。

撫でながら 夫も 静かな声になる。。

 

お金もかなりかかっているけれど

どこから お金を(汗)と思っていても
大丈夫だからと言ってもらえてる。。

そのためにも わたし自身も夫にあまり心配かけないようにしていかなくてはと感じています。。

 

誰でもありうる 夫婦の喧嘩や 相手の不平不満はあるけれど
自分中心だった夫婦それぞれが 子供を育てる 愛犬を育てる

そこを通って 労わりあうことを 学んできたような気がします。

今は 朝の通院に加えて
シニア犬の夜のおしっこなど 何度も起きるので
寝不足が続いています。。。でも これも生きてくれてる証拠。

 

夫も 協力してくれて 明け方は介護してくれてます。。

夫婦ともども 子供達や愛犬たち(5匹 天国の柴犬2匹合わせて)に たくさん愛というものを教わり 思いやりや愛情を学ばせてもらっていますね。。

 

今日は のろけてます??(笑)

 

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