あまちゃん

「カラー化写真で見る沖縄」出版記念イベント終了報告~2025年7/4開催

7/4、参院選が告示された次の日、こちらのイベントを開催しました

ホリーニョ氏は2013年にNHKで放送された朝ドラ「あまちゃん」のファンとなり、
大阪から時々、岩手に来るようになりました。

その後、主演女優ののんさんの推し活で「この世界の片隅に」のファンミーテングで
「沖縄の地上戦は本土とは全く違う」と聞きます。

そして、80年前の沖縄写真をAIでカラー化しSNSに投稿する活動を始め、このほどそれが一冊の本になりました。
今年の2月で発売されると、瞬く間に重版!
これは「岩手でも何かイベントを~」と軽い気持ちで企画した私、
「あまちゃんの推し活で辿りついた沖縄」というなんとも不思議なタイトルをつけてしまった結果、、、
(このタイトルでぴんとくるのはツイッターのフォロワーさんのみだった)

集客に苦労し、

実をいうと6/15時点で70席入る会場に8名の申し込み、、という事態に。

「ホリーニョは大阪から、喜納先生は沖縄から岩手へくるのに
これはダメだ!」

そこから真剣に

80年前の白黒写真をなぜカラー化したのか?
なぜ沖縄で反響があるのか?
を考えるようになったんです。

 

結果、辿りついた答えは

「沖縄地上戦をリアルで知る世代が鬼籍に入る今、

次世代以降へ語り継ぐ手段のひとつがカラー化」

ということ。

 

4Kという鮮明なカラーテレビで育った小学生は

「白黒写真ってなんか怖い」といい

「80年前の空って灰色だったんですね」というそうで
その世代に「今と地続きだったんだよ」と受け入れてもらうのがカラー化。
意味はそこにあったんだ。。。と気付いたのです。

 

ここから私の動員トークが変化し、徐々に申込が増えてきました。

ラスト3日間では、朝日新聞岩手版と岩手日報3面に大きくとりあげられたメディア効果で

37名の方々に雨天の中、足を運んでいただきました。

司会は盛岡あまちゃんオフ会の世話役?盛岡やまちさん
ホリーニョの5年間の活動をよく知る人物です

ちなみに今回、そもそもAIにちんぷんかんぷんな私は
資料作成も構成も進行もすべて2人にお任せ


皆さんが食いいるように見ていたのは
沖縄の地上戦についてのパート
ここは本の戦中編を監修した喜納大作先生にも登場していただきました

なかでも米軍がどこから沖縄島に上陸し、地上戦となり、
住民があっという間に追いつめられたかの解説は

心に来るものがありました。

沖縄県民の4人に1人が亡くなった激しい地上戦は

集団自決したガマもあれば
全員が助かったガマもあります。
こちらのガマはそのひとつで、収容所へ移動しました。
※以下、スライドの白黒写真は沖縄県公文書館所蔵のものを使用しています

コザの孤児院で鬼ごっこをして遊ぶこどもたちの写真

収容所

カメラを意識してポーズをとる女性たち

こちらは元の白黒写真

これをカラー化した写真です
ホリーニョ氏いわく「80年の時空を越えてこちらにやってくる」
白黒だと平面な写真が
カラー化したとたん、立体的な躍動感のある写真に変わります

本には他にもたくさんの笑顔の写真、
配給された食事を受け取る写真、
楽しそうに遊ぶこどもたちの写真、、、
しかし、これらの写真の多くが米軍によって撮影された
「アメリカ本国に向けた広報写真」であることを

覚えておかなければいけないのです

 

 

ホリーニョは今後の活動として
沖縄の各家庭にある白黒写真のカラー化をするそうです
※沖縄の方からご提供いただいた白黒写真を元にカラー化


そして会場では盛岡のある地を白黒写真からカラー化する
ライブパフォーマンスも披露

 

ご存じ、石割桜です

※もとの白黒写真は当時の絵葉書です

 

 

最後はAIについての解説と考え方です
人の顔は白黒からカラーになることで表情が意味をもちます。

しかし、編者が実際にその時、その場で見た景色でない以上、
リアルな再現には限界があり、
「そこに絵としてのセンスや編者の思惑が働くのは否めない」

 

フェイクか?といわれればフェイク
どこまでを許容していくのかを盛岡やまちさんが解説しました

 

、、、、という本当に中身の濃い構成で終了

 

 

さてこの企画と動員を通して

沖縄初心者の私は今年6/23にはじめて黙とうし
カラー化する意味を人に話せば話すほど

どハマりし、今は「沖縄」を見てこようと思っています。

 

 

そしてできたら

「カラー化写真で見る沖縄」の掲載場所を巡るツアーをできないものか?と

妄想しています。

 

 

平成5年、未曽有の冷害に襲われた岩手の稲作を助けてくれたのが

沖縄の石垣島でした。
以来、岩手と石垣は相互の「かけはし交流」を続けています
カラー化写真で見る沖縄」が

岩手と沖縄のもうひとつの

かけはしになったらいいなあ、素敵だなあと。

 

 

雨の中、ご参加いただいた皆様、

ホリーニョ氏、

喜納先生ご夫妻

そしてすべての資料準備、設営準備、MCを引き受けてくださった盛岡やまち氏
ありがとうございました。

 

 

<追伸>
イベント前に達増知事を表敬訪問
「あまちゃん」のポーズで記念撮影

~以下、参加者募集中~

◇8/3 天元ふみライブ「さんさの前のブルース」
https://www.jyosi100.com/?p=10645

◇9/21 あまちゃんファン遠足2025
https://www.jyosi100.com/?p=10670

◇電子書籍だしました

https://amzn.asia/d/9zqeUF8

◆「女子力は企業を救う、街を救う」◆

セミナーやイベント企画・モニター調査なら
株式会社のびあへお任せください

女子100人委員会 」はこちら

 

 

 

カテゴリー: あまちゃん |

あまちゃんファン遠足2024終了報告②~7/13・14開催

<7/14 2日目>

明けて7/14(日)は8:15に久慈駅前に集合しました。

2日目は昨日周りきれなかったロケ地と

地元の祭りに参戦!が主なテーマでがす!

最初に向かったのは侍浜のプール

今日が海開き&プール開きで
「この日、9:00~餅まきがあるんです。岩手県人はめでたいことがあった時に餅をまきます」
などと車中で解説しながら到着すると

キャンプしている数名がいるだけ、、、

係の人に確認してくれた盛岡あまちゃんオフ会のやまちさんから

 

「まきさーん。祭り来週で今日は海開きとプール開きだけですって!!」

じぇじぇ!!

いつ予定変わったの???

、、、まあ、最終確認しなかった私が悪い。
内心どうしようかなーと思いながら、まずはロケ地を見ていただきます。
 
岩場の後ろは太平洋です!
見事に私たちしかいません!
予定では10:00に侍浜でることになっておりますが
9:05には見るものがなくなってしまい
「とりあえず種市のウニ祭り会場へ先にいきましょう!」
ということにしました。
 
このウニまつりの日は、洋野町に最大の人が来るとは知ってはいましたが
ウニを販売する各店舗には既に長い、長い、行列。
 
前日、ツアーに参加し、今日は別行動のTさんに後でお聞きしたら
「2時間並んで牛乳瓶に入ったウニを買った」とのこと、、、。
 
しかし、中には焼きウニを買えた方もいました!
 
壮観!!
これだけの数のウニを見たことがありますか?
 

ウニをみたんだか行列をみたんだかわからないウニまつりでしたが

こうして先にまつりに参戦し、種市高校に向かいます。
 
 
南部ダイバぁーーーーーー!!
ドラマでは「君に胸キュン」が流れてましたね~。
種市先輩!!
歌詞の一番は見なくても歌える人ばかり
ここにあるサインって貴重です。
能年玲奈時代のサインがあります。
ちなみに今ののんさんのサイン
 
「生徒たちも他の先生も今日はたねいちのウニまつりに借りだされてまして」
とのことでたった1人で私たちのガイドをしてくださった海洋開発科のH先生、
ドラマを越えた熱い熱い教育魂を語っていただきました。
 
10月には種高祭が2日間あるそうで、その時に生徒の南部潜りを見ていただくことができます。
 
 
H先生に見送られながらバスは種市高校から
昼食会場のはまなす亭に来ました!
団体客のために建てたという番屋でいだだきます
ウニ丼 3,800円なり!
 
、、、と本来はこの昼食後にうに祭り参戦の予定でしたが
午後の琥珀坑道体験までの時間調整で
7/13~14に久慈港に停泊していた潜水艦を見に行くことにしました
しかしこれが本当に功を奏したといいますか、、
怪我の功名といいますか、、、
 
 一般公開日が7/14でほんとーに良かった!
ある意味、私たち、ラッキーでしたわ。
 
 
首都圏からご参加の方によると
「潜水艦は横須賀にも停泊してるけど
こんな間近に見たの初めて!!」とのことで、ど迫力!!
 
もはや完全に
餅<潜水艦!
 
写真もバッチリ撮ったのですが、あとから確認したら
「SNSへの投稿、ご遠慮ください」とありましたので
くしゃくしゃになってしまったこの来艦記念証で我慢してください。
ここで半日のみご参加の2名の方と久慈駅でお別れし、
最後の行程、琥珀坑道に向かいます
 
勉さんこと上山昭彦さんの軽トラックと待ち合わせし、
あとを追いかけて山道に到着しました。
 
虫よけスプレーを大量にかけ、長靴を履いて、歩くこと15分
やまちさんは熊よけの鈴も持参してたなあ、そういえば。
 
ドラマ、あまちゃんの中でもっとも過酷なロケ地到着です
テレビで見るより低く、背の高い人にとってはかがむのが辛いかも。
ここで40年間、上山さんは掘り続けているのです。
ここで上山さんから琥珀の歴史、日々の仕事について
伺った他、実際のあまちゃんに使用されたシーンを
タブレットで見せながら秘話を解説いただきました。
 
アキちゃん、ユイちゃん、勉さん、水口、、、
 
2回目のロケは冬だったそうで大雪が降ったのを
久慈市の人々で除雪しながらの撮影だったそうですよ。
坑道から出たところ。
「琥珀拾っていいですよ~」とのことで一攫千金を夢見て?
拾う人々
上山さんのTシャツ、うしろがじぇじぇじぇだわ。
 
なお、今日のように観るだけでなく、
上山さんがついて坑道の中を実際に掘り進める作業も
おひとり1万円で体験できるそうです。
場所によっては水がでたりもしますから少人数で安全確認しながら進めるそうです。
 
 
こうして、7/13の本ツアーに続き、
7/14のオプショナルツアーが
無事に終わりました。
 
 
毎回、思うことですけど、私はバスツアーが好きです。
同じバスで過ごしている間、不思議な一体感がでるんですよね。
 
 
あまちゃんファン遠足は
できたら
「あまちゃん好きの年1回の同窓会」として定着させていきたいなあと思いつつ
でも主なロケ地はみんな行っちゃったし、
来年は何をやるんだろう?
 
「はて?」
まめぶか、まめぶ?
 
 
わざわざ参加していただき、わざわざ帰っていったみなさん、
本当にありがとうございました!
 
カテゴリー: あまちゃん |

あまちゃんファン遠足2024終了報告①~7/13・14開催

7/13~14 あまちゃんファン遠足が無事終了しました。


熊と遭遇することもねぐ、

やぶ蚊の大群に襲われることもねぐ、
でがす!

<7/13 1日目>

8:45~9:00に盛岡駅西口に集合。

昨年は大友良英バンドのコンサートがあり、のんさん、宮本信子さんがゲストでした。
なのであっという間に定員に達しましたけれども
今年はコンサートなし、芸能人の気配一切なし、
そんな中で応募してくださった25名に感謝です。
(残念ながら当日コロナのため1名欠席となりました、、)

バス内では「あまちゃんDVD」を見ながら宮古駅へ。

今年の三鉄は宮古から乗車するのです。
北リアス線を走破!

キター!
あまちゃんロケに使用した36-207号は「北三陸」行

ここで「夜は1日1組の完全予約制」という若尾寿司の
大将特選寿司を電車内に搬入します。

じぇじぇ!
ウニ入っている!

若尾寿司さんを紹介してくれた他に
当日、お寿司を宮古駅まで運んでくれたのは
以前、青年会議所つながりで御世話になったSさんです。
Sさん、自費で冷えたお茶まで人数分用意してくれました~!

大漁旗を振る三鉄社員さんとともにお見送りしてくれたSさん。
ありがとうございました!

そしてこのお寿司が、美味かった!!

ウニが苦手といってた参加者のYさんも「うんめぇ!」と
アキちゃんの顔になってました。

さて、

運転士は昨年に続いてN運転士です
「今朝もちゃんと予習してまいりました」というあまちゃんファン

この写真で見えるかな?
ドラマの大吉さんが着てたように
「きたてつ」のロゴが入ったアンダーシャツを着ております!

くぅ~!こういうコネタにぬかりないのがN運転士

昨年は田野畑からの乗車だったので、島越は見ることができませんでしたが

今年はトンネルもしっかり見届けます

大沢橋梁では2名の夏ばっぱが大漁旗を振ってくれましたが
私の構えたカメラは1名しか撮ってないという失態、、。

そして堀内駅に到着。
ドラマでは「袖が浜駅」としてアキちゃん最寄りの駅でした。

ユイちゃんが

「アイドルになりたーーーい」と叫んだトンネルです。
この日は約3名が叫んでおりました。

野田駅手前にある

アキちゃんと三鉄が競争したシーンでは
盛岡あまちゃんオフ会のやまちさんがチャリでなく、マジで走るというおもてなし。

車中、あーだ、こーだと盛り上がっているうちに
久慈駅ならぬ北三陸駅到着~!

三鉄久慈駅を出ると
久慈のタウン誌 ダナスのT編集長がお待ちかね。

なんと一行の密着取材が始まるのです!

久慈駅前で集合写真を撮りましたが

著作権の関係でお見せできねぇのが残念でがす。
もちろん鉄拳さんのパラパラ漫画もありましぇーん。
(※このへんは映画「潮騒のメモリー」解説のオマージュです)

一行は久慈駅から小袖海岸へ移動します。

小袖海岸ではドラマにも登場したベテラン海女の中川やえ子さんが
私たちのために素潜りを披露してくれるのです。

私、今まで何回も小袖に行ってるのにまだ知らなかったことがありました。
この赤い旗、海女さんが素潜りするときに船舶入港禁止のために
必ず立てるのだそうです。

やえ子さんの若々しい後ろ姿です!

海女さんの潜る時って、本当にまっすぐ垂直に潜っていくんです。
鼻に水入らないかなあ、、といつも思う。

ウニをたくさん採ってくるやえ子さん

そりゃアキちゃんでなくとも「かっけー」っていうよ。

放送時にひとつ500円で販売していたウニは倍のお値段になっていましたけど

みなさん「うんめぇ」とこの日、2つめのウニを堪能

やえ子さんと撮影した集合写真は先の久慈駅前の写真とともに
7/28に発売する「ダナス」に掲載されます。

みなさん、どうにかして買ってくださいな。

こうして、70分の小袖滞在もあっという間に過ぎ
一行はやませ土風舘へ。

ここで日帰り組の4名様は乗ってきたバスで盛岡へ戻り、
20名の久慈滞在組は次なるミッションを体験です。

今回、はじめてツアーに入れました久慈秋祭りの山車制作です!

教えてくれるのは中組の方々です!
、、、、といって写真を撮り忘れました。
「着てるTシャツ、かっこええ~売ってほしい」などと言ってるうちに。

2班に分かれ、

山車の中央に乗せるという馬を白く塗る班と
波しぶきを作る班とに分かれ、作業しました

無心に塗ったり、作ったり。

山車制作は毎年、4~5名が仕事終わりに来て作業しているそうです。
20名でやったら1時間で馬を白く塗ることができました!

これは今の時期でないと出来ない体験でしたね~!

「少しでも地元の方のお役にたてたなら嬉しい」というような声もいただきながら

中組の方々に御礼をいい、久慈駅となりのYOMUNOSUへ向かいます

YOMUNOSUには漫画家青木先生の「あま絵」が展示されております。

ご本人による「あま絵」解説なう

青木先生は
翌日、大学の非常勤講師の授業があるとのことで

17時半の盛岡行の最終バスでお帰りになりました。
モカの玉子サンドとミックスサンドを抱え。

青木先生、弾丸でご参加いただき、ありがとうございました。

と、ここまでが1日目の全工程。

ここからはオプションプランです。

久慈市内の「びく」という居酒屋で宴会し、

最終の宮古行のGOGO号が出ると聞き、久慈駅へ移動します。

このGOGO号に漫画を提供した2名の方が
ツアーに参加してくださっていたのです。

その後、「久慈のスナックさ、行ってみてぇ」という6名で
飛び込みでスナックを開拓。

間口が狭いのに中は横にワイドなスナックで
「会計はいくらなんだろう?」と言いながらカラオケに興じました。

そのお会計、おひとり2,000円 !!

個人的に7/13 いちばんのじぇじぇじぇ!!でした。
安すぎます、久慈のスナック。。。。

そして、飛び込みで入ったため店の名前を誰も覚えていない、、、という。

なので次回行った際もここは飛び込みで行くことになるのね。

さて、翌日はロケ地巡りです!

 

カテゴリー: あまちゃん |

おらたち熱いよね!「あまちゃんファン遠足」終了報告~2023年9/23開催

9/23に久慈の「あまちゃん10年周スペシャルコンサートに向けて」
「あまちゃんファン遠足」を開催しました。

 

全国から、「チケットも泊りも自己手配」という難題をクリアした31名の方々に参加していただきました。

 

 

前日には盛岡のBAR CAFE the Sで盛岡あまちゃんオフ会Yさん主催の「前夜祭」が開催され

ツイッター名、翠さんとうるめいわしさんが「あまちゃんナンバー」を演奏してくれました。

「前日からこんなエネルギー使って大丈夫?明日起きれる?」

というぐらい盛り上がった前夜祭は翠さんのブログを見てください。
動画入りだよっ。

あまちゃん10周年スペシャルコンサート番外編【前夜祭演奏動画、追記しました!】 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

 

さて、開けて9/23(土)当日、

「集合は7:10です。時間通りに来ないと本当においていきますよ」

という前日の再三にわたる脅し?がきいたのか

「当日、夜行バスで移動してきました」という方も含め、ほぼ時間通りに盛岡を発車できました!

こういう飛び道具をみなさん持参してくださっているのです。

途中のやまびこ館まではおやすみタイムにし、
その後、「今朝見るはずだった150回め」をみなさんで視聴。

 

出発時間の関係で見れないからと、DVDをレンタルしたのよーん。

さらには、事前にバスで映るかどうかテストもした
2013年12/31のあの伝説の紅白回を視聴!

 

「バスの中で何しようか?」と考えましたけど

全員があまちゃんファン

みんなであまちゃんを一緒に見るだけでなんか楽しいのです。

そうこうしているうちにバスは田野畑駅に到着~!!

 

ここでロケに使用した三陸鉄道車両36-207号に乗って♪北へむかうわ~

なのですが

見て!!

これぞ、貸し切りの強さよ!

 

「雨だったらできねーけどさ、晴れてたらやっから」と約束通り

田野畑駅ではなく、ドラマ通り、畑野駅になっているのです!!

車両はドラマで使用した36-207号

 

行先が「北三陸」になっているーーー!!

 

この日の運転は

「あまちゃんファンの貸し切りでしたらぜひ僕が!」と志願してくれたというN運転士

 

「畑野駅を出発し、途中、袖が浜に停車、北三陸へ向かいます」とのアナウンスに一同「じぇじぇじぇ!」

 

ロケ地の解説も詳しくて

もう誰も落ち着いて座ってないぞ

こちらは

今年の2/3に中森明夫さんの講演会で初めて岩手に来たという山梨県人です。

もちろん初めての三鉄乗車

文筆家の中川大地さん

手に持っているのは、あまちゃんファンで昨年末、急逝したかたくんの写真です。

本物の海女さんそっくりのMさん

大沢橋梁では

3人の夏ばっぱが大漁旗を振ってくれました。

そして堀内駅ではなく、袖が浜駅に到着

トンネルに「アイドルになりたーい」と叫ぶ人

この日はたしか3名

ここに来たら、1回は叫んでほしい。羞恥心など忘れて。

 

途中、野田駅過ぎたところでは

並走して走っていたMさんたちが待機

ドラマさながらに三鉄のタオルを振ってくれました

久慈駅へ到着~

 

ここでもまさかのサプライズ

「久慈駅ではなく北三陸駅になってる」

 

これらの仕込み、すべて

「あまちゃんファン遠足」のツアーのために三鉄さんが用意してくれたものなんです。

 

事前にいくつかは私も聞いてましたけどここまでやってくれるとは!!

さすが「第3セクターなめんなよ!」の三鉄

 

無事に久慈駅、いや北三陸駅について36-207号とともに記念撮影~!!

 

私自身は何度も来ている久慈駅なのに
大吉駅長と吉田副駅長の写真の下にさだまさしのサイン色紙があるのを知らなかった、、、

 

さだまさしといえばやはり紅白バージョンで
「さだまさしがダラダラとしゃべってる頃だべ」という観光協会会長のセリフを思い出します。

そして、ドラマでは「その火を飛び越えて」を撮影した久慈の車両基地へ移動

解説してくれたのは大吉駅長のモデルといわれる橋上さん

ここで、めったに見ることのできない3台の車両を見せていただきました。

 

左 今、私たちが乗ってきた36-207号
中央 ファンのクラウドファンディングによって実現した三陸元気GOGO号
右 「奇跡の車両」といわれた36-208号

 

この3台が並ぶのってものすごくレアなんだそうです!

そして、この36-208号こそ、震災のあった2011年3/11北リアス線で運行中だった車両です。

36-208号はその後、普代駅に約1年間停め置かれ、「お客さんがいなくてかわいそうだ」

と代わりに三鉄だるまを50個座席に置いたそうです。

こちらは三陸元気GOGO号

あま絵を描いたファンの絵がラッピングされてあります。

久慈の車両基地です。

今は宮古の車両基地を使うことが多いそうで

この久慈の車両基地は「修繕でしか使わない」そうです。

こんなに広かったかなあと思いながら撮影

その後、ドラマで使用した北三陸駅の看板も見せていただきました

 

2回目の記念撮影~!!

、、、とここまでがツアーになります。

 

 

この後、一行は、15時からのアンバーホールでのスペシャルコンサートへ。

そこには、盛岡あまちゃんオフ会Yさんが主催し、101名から寄付のあったフラワースタンドが!

この写真はのんさんや大友良英さんのツイッターでも紹介されました。

それをこの日の夜、久慈のスナックで発見し、大喜びしました。

コンサート終了後には、このフラスタ前でゲリラライブがあったり

夜は、観光協会主催のあまちゃんサミットがあったり

 

何しろ、この日の久慈市内は

あまちゃんファンか翌日のあまちゃんマラソンを走る猛者ばかり。

地元のお店やスナックで存分に「あま愛」を語り合い、

久慈ナイトを堪能したようです。

 

私も実に8年ぶりにあまちゃんのツアーを開催しましたが
新たな目標ができました。

「あまちゃんのツアーをやらせたらあんたの右にでるものはいません」

といわれるよう、頑張りたいなと。

 

30回以上も久慈に来てるという古参ファンの方にも
「再放送でハマり、岩手も久慈も三鉄もはじめてです」という方にも
満足していただけるあまちゃんツアーを今後も提供できるよう努めていきたいと思います。

 

毎回、「マキリンさんのツアーで初めて岩手にきました!」って方がいて
それを聞くたび、本当に嬉しいし、期待を上回るツアーにしないと

と気合がはいります。

 

、、、って次の再放送っていつよ?

 

改めて、ファン遠足にご参加いただいた方、

ツアーにご尽力いただきました三陸鉄道の方々はじめ、観光協会のHさん、商工会議所のYさんに深謝!

 

<追記 その1>
2016年8月の台風10号で被害のあった久慈のあまちゃんハウスへ、盛岡あまちゃんオフ会のMさんが提供した

横断幕。以来、行方不明になってましたが今回のあまちゃんサミットで発見されました!

「翌日、みんなで探そうか」などいってましたけど本当に見つかってよかったわ

 

<追記 その2>

参加者のおひとりで前夜祭から大活躍の翠さんのブログ、見てください

私よりも詳細です

あまちゃん10周年スペシャルコンサート①盛岡編 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

あまちゃん10周年スペシャルコンサート②あまちゃんファン遠足編 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

あまちゃん10周年スペシャルコンサート ③いよいよ久慈市アンバーホールへ!編 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

あまちゃん10周年スペシャルコンサート④ 海女の里 小袖の絶景そしてさよなら久慈編 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

あまちゃん10周年スペシャルコンサート番外編【前夜祭演奏動画、追記しました!】 | つまずいたって、起きればいいよ。 (ameblo.jp)

 

カテゴリー: あまちゃん |

オラたちのあまちゃんツアー~2015年8/1~3開催

昨年の「あまちゃんサミット」に続いて

2015年は「オラたちのあまちゃんツアー」を8/1~3の日程で行いました。

8/2の夜に久慈市で大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのコンサートが

開催されるというのでそれにあわせたツアー。

8/1(土)~3(月)までの2泊3日コースと

8/2(日)~3(月)の1泊2日コースと

それぞれ17名、8名の方々に参加していただきました。

※こちらこのツアーのためにあま絵作家?ピコさんが書いてくれました。

 

GW前から準備を始めたものの、日程的に月曜日ははずせないツアー

果たしてお客様を集められるのか?
2015年に開催した諸々のイベントのなかでもっとも集客が不安なツアーでした。

が、しかし、遠く宮崎県から20才の女性の参加申込書を見たとき

そして北海道からも海を渡って参加してくれるというメールを見たとき

「これはたとえ赤字になっても開催しなきゃいけない。

集めれないのはこちらの責任でせっかく休みも飛行機もとっているのに

開催しないのは岩手ケンミンとしてありえない」と

「たとえ赤字になっても開催する」と覚悟を決めて、実施にふみきったツアーです。

なので、最初からロケ地10カ所をめぐるという他ではありえないコースには

昨年も好評だった「夏ばっぱになって三鉄へ大漁旗を振ろう」だったり

上山琥珀坑道で「おら、東京さ行きたぐねー」と叫んでもらったり

極めつけは、久慈商工会議所のNさんにご尽力いただき

「普段は文化祭でしかやらない」という

種市高校での南部ダイバー体験までをてんこ盛り。

 

そして当日
まず2泊3日組が久慈市での「あまちゃんサミット」に参加。

2日目は1泊2日組と小袖海岸で合流の日。

まさかの雨に加え、数日前に岩が崩落し、小袖へ行く通常ルートがとれないため

迂回路が大渋滞。

そのため、1泊2日コースのお客様が小袖での滞在時間が20分となってしまったけれど

久慈市の方々には本当に助けられました。

小袖海岸で本来の時間ではなく、特別に

このツアーのお客様向けに素潜りを披露していただいた海女さんたち。

おかげさまで渋滞でわずか20分しか滞在時間のなかった1泊2日組のお客様も

雄姿を見ることが出来ました。

昨年同様、三鉄の橋上駅長は今回も数々のムチャブリに応えてくださいました。

 

今、思い出しても目頭が熱くなりそうなツアーのなかで

「やっぱりバスツアーっていいなあ」と思ったのは3日目。

10カ所めのロケ地訪問:種市高校での南部ダイバー体験を終え

大漁旗を振って私たちのバスを見送るリアル種市センパイたち。

 その姿に胸が熱くなり、

誰ともなしに歌いだした♪しろ~い鷗か、波しぶきぃ~♪

 なんとなんと

・・・車中、「南部ダイバー」の大合唱のあとの大爆笑。

 「オラたち、熱いよね、

たぶん全員がそんな気持ちだったと思います。

 いつもいつもバスツアーにはバスならではの一体感がありますが

3日間一緒に過ごしたツアーは特別な思いがありました。

そして

今回のツアー、「東京から北は初めてきました」という宮崎県からのお客様は

このツアー中に20才の誕生日を迎えてくれました。

 初東北の地が

仙台でもねぶたの青森でもなく、久慈だよ!!


放送から2年やっているのに

こうして日本全国から聖地久慈へファンを向かわせる

「あまちゃん」ってドラマの底力を感じます。

 

 大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのコンサートが久慈市で開催される限り

私もこのバスツアーを開催し続けようと思っているのですが

関係者の方々、来年はどうなんでしょうか?

そしてツアー開催中は赤字かトントンまできたか、わかりませんでしたけど

「現地での半日ツアー」を数日前に組んだ甲斐あり、なんとか黒字になりました。

思い思いに「アキーーー」と叫びながら大沢橋梁で大漁旗を振る参加者を見ながら

もし落雷が落ちる危険がせまったら、どうやってこのお客様たちを

バスに避難させようか?と心臓バグバグしながら頭のなかで考えたことも

今となってはいい思い出です。

 ツアーへ参加してくださった全国のみなさん、

そしてご尽力いただいた久慈市の方々、ありがとうございました。

 

カテゴリー: あまちゃん |