その他イベント

介護の次のセミナー「親の家を片付ける・処分する」~ 2015年2/28開催

このセミナー、私のなかでは

2013年に開催した「親が要介護になったとき」の続編みたいな位置づけです。

 そう、これって親と子供が同居していない限り
いつかは直面する問題なのだ。

やはり45才以上には関心の高い分野なのか
雪にも関わらず、青森、釜石、宮古市からもお申込みがあり
会場はおかげさまで満席でございます!

まずは第1部 は整理収納アドバイザーの金田玲子先生
岩手県初の整理収納コンサルタントの先生です。

 

 

結論だけ要約すると

①親がまだその家に住んでいる場合  と

②施設へ入居したり、あるいは亡くなったあと で
 子供が主体で片付けなければいけない場合 とは

 「片付け方は違う」のだそうです。

イメージとしては、まず押入れをガラガラあけて、物をひっぱりだす
だったのだが、
それは②の場合

①は、親がふだん使っている生活空間から
片付けるんですって!!

なぜか?

親が年取ってくると、2階にあがったりできないために
なんでもかんでも「そのへんの手の届くところ」に置くようになるから。

なので、今、本当に使ってるものと

そうでないものと分けるってことなんですね。

片付けの第1歩は「分別」

文字通り「物を分ける」という意味ですが
この3つに分類します。

「いま、使ってるモノ」「思い出のもの」「その他のもの」

 ちなみに家にある約7割は「その他のもの」だそうだ。
使ってないし、思い出のものでもない、、要するに不要品よね。
7割が不要品と聞くと、
「とりあえず全部の物を一気に捨てたくなるような切迫した思い」に
駆られるけれど
親がまだその家に住んでいる場合は、それはNGだそうです。

あくまでも親主体で一緒に なのだそうだ。

 

そして第2部は遺品整理士にして行政書士の佐々木哲先生。

もと警察官で、刑事もしていた方です。

 

 

佐々木先生からは
相続が「争族」となったトラブル例をお話しいただきました。

複雑になるケースは

・相続人が多い
・何年もたってから相続をする

佐々木先生が担当した事例では
40年後に相続を開始というのもあり
相続人のうちひとりが認知症になっていたそう。
また年十年もたっていると家や土地の名義がとっくに死んだ人だった
というケースも多々あるとのこと。

※ちなみに、セミナー終了後に聞いたところ
家や土地の名義の確認は
法務局で登記事項証明書をとるのだそうです。
ただし、住所とは違う「地番 家屋番号」というのが必要だそうで
それは固定資産税の納付書や権利書に記載してあるらしいです。

 

最後に紹介していたのがこの遺産相続川柳

「相続にくわしい叔父が出てもめる」はほぼ事実!

らしい。

わかる気がする・・・・。

複雑なケースは「専門家を上手く間に入れてください」だそうです。

 この親の家問題、悩んでいる人は数多く
さわや書店の栗澤さんによれば関連本も多数出ています。


 

介護のその先は、「親の家の処分」まで。

この問題、いわゆる終活とあわせてまた企画していきたいと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございます。

 

※講師のお2人です。
個別相談のある方はHPから直にお問い合わせくださいませね。

金田玲子先生  Style-R  をクリック
佐々木哲先生  行政書士岩手総合法務事務所  をクリック

 

 

新聞にも載せていただきました。

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医療×介護 「親が要介護になったとき」~イザというとき、あわてないための基礎知識~2013.9/23開催

このセミナーを開催するきっかけは夏に発覚した姑の「パーキンソン病」です。

いつかは・・と思いながら見てみぬふりをしてきた「介護」の文字。

それがある日、突然、現実のものとして目の前に突きつけられたかのような感じでした。

 

しかし、「介護保険」を受けたいときに最初に行くのは役所なのか、病院なのか、

よく聞く「ケアマネ」といわれる人たち、その人たちとはどこで会えるのか?

いっさい、わからない。

「私のような人がたくさんいるんじゃないだろうか?」と思って開催したのがこのセミナーです。

関心高く、定員の30名を超える方々に参加していただきました。

 

 

まず「医療」の立場から抗加齢医学専門医の宮田恵先生に

「要介護」になりやすい病気についてご講演いただきました。

今回は

①認知症脳血管性認知症)(アルツハイマー型認知症)

②いわゆる「あたった」病気について(脳と心臓) ③パーキンソン ④骨折について

どんな病気でどんな進行状態となるのかについてです。

 


いわゆる「あたった」脳出血

アルツハイマー型の脳

 

こうした疾患のほかに「骨折」や「骨そしょう症」による寝たきり

 

これは後日、参加者の方もおっしゃっていましたが

「壊れていく両親とどう向き合うのか」という言葉

が、とても心に残りました。

しかし、「いきなり寝たきりになるのか、回復の可能性は?」

その知識を多少なりとも得ただけでも心の持ち方が違うような気がします。

また「介護認定」を受けるとき、主治医の意見書が必要になるため

日頃から親がどこの病院にかかっているのかを

遠距離介護の場合も把握しておかなければならないそうです。

 

 

続いて「介護」の立場から久保忍先生から

久保先生もまた御爺さんの氏をきっかけに介護の世界に入られた方で

平成17年に岩手で初の有料老人ホームを開設した方です。

 

久保先生には主に下記5点についてお話いただきました。

①介護保険を使うその申請までの流れについて

65才になると郵送されてくる「介護保険証」を持って市町村で手続きする。

②「要介護と要支援」それぞれ受けられるサービスについて

③介護施設の種類について

・家庭へ帰すことを目的とする場合は、「介護老人保健施設」

・在宅扱いだが、長期の入所になる場合は

「養護老人ホーム」「軽費老人ホーム」「ケアハウス」

「有料老人ホーム」「グループホーム」

・医療が必要な場合はいわゆる老人病院~介護療養型医療施設

④「家で看取る」という選択のとき、受けられるサービスは?

 

さわや書店さんに用意していただきました介護本です

 

そして、これら介護の手続き、具体的な施設などわからないときに

窓口相談としてあるのが「地域包括支援センター」の存在です。

各市町村に必ず1カ所はあるそうで、

ケアマネがどこにいるかもここに行けばわかるそうです。

 

セミナー終了後の質疑応答も活発に行われました。

今回は、こちらからの一方的なセミナーではなく

この質疑応答がたくさんあったおかげで

みなさんで考えていくセミナーになったような気がしています。

 

 

その後は、参加者で会食

美しき介護食器として発売されている「てまる」の展示も行いました。

実際に「てまる」に盛った煮物がこちらです。

 

こちらはジョンレノン?を思わせるお2人ですが

同級生とのこと

右側のヒロコさんはご主人の仕事の都合で海外にいらっしゃるそうで

現在は東ティモール在住。

たまたま帰省中にこのセミナーを知って参加してくださったとのことです。

「遠距離介護」これもまた現実です。

 

実際に今「介護中」という方も

男性の参加も多かったです

親の介護の他に祖父母の介護も

こちらは女子会チックはヒトコマ

介護学校で学ぶ学生さんも参加

 

 

 「介護」は大方の場合、ある日突然やってきます。

・親の介護保険証はどこにあるか?

・主治医はどこの誰なのか?

・いざというとき、どんなサービスを受けて介護するのか?

・在宅か施設か?どこで見るのか?

 

終末をどこでどう向かえるのか

話にくいことですが、親が元気なうちから話しておく必要がありそうです。    

 宮田先生・久保先生・参加してくださったみなさまありがとうございました。

今後、具体的な「介護施設見学会」のような企画も検討していきたいと思っています。

 

 

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健康教室 「さらば腰痛!!」

※この健康教室は2/16(土)に開催したものです。(爆)

 

 

さて今日はいつものおけいこクラブとは年齢層も雰囲気も違います。

こちら上堂にあるみやた整形外科医院さん

 

土曜日の午後を利用して健康教室が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

テーマはこれ!

さらば腰痛!!

 

 

 

まずは内科医にして野菜ソムリエの資格をもつ宮田 恵先生から講演です。

 

 

ここね、実は待合室なんです。

 

 

「腰痛」といってもいろいろあります。

 

参加者はみなさん腰に不安をかかえていたり、医院に通っている方々ばかりなので、

そりゃー私なんざより詳しい。

 

お薬の名前にも深くうなづいていらっしゃるあたり、

腰患い歴も長いのかな?と推測してみたり。

 

 

なぜ腰に負荷がかかるのか。

背骨ってこんなふうにS字カーブになっていて

 

 

人間が太古に四足歩行だったのが二足歩行になって

どこに負担がかかっているのかというとこの背骨なんだそうです。

 

 

 

メグ先生が最後に説明していたのは、「抗加齢QQL共通問診票」というもの。

継続して適度なトレーニングをしていくと、

この問診票の数値があきらかに改善されていくのだそうだ。

 

 

 

しかし、みなさんそれぞれ痛いところのある方ばかり。

この「適度なトレーニング」が難しい。

 

 

 

そこで

今回、お招きしましたのが、こちらの中田幸恵先生。

(会場は待合室から隣のリハビリ室へ移動しました)

 

 

 

中田先生は「介護の必要のないからだ作り」を目指して、

産後ママ、キッズ、シルバー層まで幅広い世代に教えていらっしゃる先生です。

 

モットーは「健康に老いる」

 

 

そしてこの中田先生の基本になっているのが「コンディショニング」

これはね、まったく「頑張らない」「無理しない」運動なんです。

運動というより、日々の生活のなかで体には変なクセがついてるのを

それをもとに戻してあげるものなんですね。

 

 

 

まずは足裏にタイプに応じたオイルを塗って

足裏からマッサ-ジ!

 

この姿勢で

・5本の指をさけるチーズのように広げる

・おせんべいを割るように足をニギニギともみほぐす

 

 

その他、いくつかの運動を足裏で行うと・・・

 

 

 

あら不思議!

終わったほうの足だけこんなにピンク!

 

 

本日の足モデルはこの方です。

こちらの院長先生が中央病院にいらっしゃる頃からずっと通っているのだそうです。

 

 

 

 

なにしろ「がんばらない」運動なので、

その後もひたすら足をナデナデしたり、

身体を左右にゆらゆらさせたり、ぶらぶらさせてるだけに見えます。。。

 

 

 

 

 

 

恵先生もすでに超リラックス状態。。。

 

 

 

それでも「カメラ目線」を要求するとすかさずこのポーズ!

さすがでございます。

 

 

 

 

ちょっと呼吸法が入ったりはしますが、

みなさん、誰も痛がらずに楽しそう。。。

 

 

あっという間に80分が終了。

たぶんデトックス効果もあるんでしょうね。

休憩時間はみなさんトイレ行ったり、お水のんだりしていました。

 

約1名を除いては・・・

 

その約1名はこの方、のびあの会員さまのご主人です。

 

 

今日はそれこそ腰の状態がよくないので、見学と

その後、「自分で家でできるように」と

健康教室のすべてを受験生のように熱心にメモしていました。

 

ちなみにこの日のメモですが

「わたしあとでHPに記事あげるときに忘れるので参考にさせてくださーい」

とお願いしたら、なんとさらにメモをまとめたメモを

メール送信していただきました。

でも

まさかメモを渡してから5か月後に文面化されるなんて思ってなかったすよね・・・

(反省)

 

 

 

 

さてこの日の健康教室

「これなら続けられる!」ということで 大好評。

この後、ひとつきに1回定例化されております。

 

 

 

 

ちなみに7月は

 

①7/26(金)の13時~13時半までは宮田先生担当の内科医が語る「食事療法」

今回のテーマは

「せっかくの骨関節疾患の治療を無駄にしない骨質改善のための食事の基礎知識」

 

②7/31(水)の14時~16時は中田先生担当の運動セミナー。

テーマは「呼吸筋のセルフケア」です。

参加費:一般の方800円。 通院中の患者さんとのびあ会員の方は500円。

 

 

①②とも要予約です。

お知らせはこちら宮田整形外科のHPから!

http://miyataseikei.jp/index.html

 

「健康教室」はこちらのブログに詳細が書いてありますよー。

http://miyataseikei.blog.fc2.com/

 

中田幸恵先生のブログはこちらです

http://ameblo.jp/yui-fit2009/

 

 

【ご予約&お問い合わせ:みやた整形外科医院:019-656-6350】

 

 

 

 

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マイカー初心者のみなさまへ 「賢い車の選び方」教室

これを開催したのは2月2日。(例によって季節が変わって報告しております。)

 

「高校生や大学生を対象に、初心者向けに車の選び方教室みたいのをしましょう」

ということで決まった「賢い車の選び方」教室。

そのオドロキの電話は開催3日前にありました。

電話の主は、今回、講師をお願いしたカーセブン盛岡盛南店の常務さんから。

 

「実は私、インフルエンザになりました・・・・・・」

これだけなら、「じぇじぇ」

 

そして、熱が39度もあるという状況のなかでの次の言葉にもっとびっくり

 

「つきましては、私の代理に、本社から副社長の姫野が参ります」

 

じゃじゃじゃ  じゃなかった、じぇじぇじぇーーーー

 

 

というわけで、今回の講師は

株式会社カーセブンディベロプメント取締役副社長

姫野弘繁さん。

インフルエンザに倒れた販売店の常務の代理を、引き受けてくださった

男気あふれる副社長です。

 

 

「現役の高校生もいるということでかなり緊張しております」

という言葉で始まった「賢い車の選び方」教室。

そーなんです。

今日は内容が、内容だけに参加してくださった方々は、現役の高校生7名を

含む学生さんと、そのご父兄。

専門学校生も参加。

ちょっと普段のおけいこクラブとは違う雰囲気~!

 

ねっ! 違うでしょ

 

さて、姫野副社長は

高校生向けに、ご自身の体験談と「社会にでることの意味」から語り始めました。

 

配布されたプロフィールを見てびっくりしたのですが、

1年で300台車を売った伝説のセールスマンなんだそうです。

これ、いわゆる法人向けではなく、個人のお客様相手で。

年間最高記録の347台は今も破られていないそうで、本当にたたきあげの人なんですね。

 

こころがけている言葉として 「あおいくま」

「あ・・・焦るな」

「お・・・怒るな」

「い・・・威張るな」

「く・・・腐るな」

「ま・・・・負けるな。前向きに」

そして

「コツコツと、コツコツと続けることが一番大事」 なんだそうです。

 

 

もちろん予定していた本来の内容についてもしっかり講義してくださいました。

〇軽自動車vs普通車 メリットとデミリット

〇3ナンバーと5ナンバ

〇車の値段はどうやって決まる?

〇車を買ってかかる諸費用や維持費について

 

いわく、新車の魅力は

「100%自分の好みで選べること」

それに対して中古車は

「1台として同じものはない。そして安さと大体のオプションがついていてすぐ乗れるのが魅力」

とのことです。

そして中古車選びの場合、

「プライスボードと車検を必ず見ること、市場の評価点を必ず聞くこと」

が大事とお話していました。

 

90分、たっぷりと語っていただいた後は質疑応答

 

「いちばん安く中古車を買うならいつ、どんな車がよいのか?」

という質問については

「11~12月のあまり車が売れない時期に不人気の車種の不人気の色の車を買うこと」

色でいうと、黒は人気があって、車によっては黒と不人気の色とでは

10~20万ぐらい価格が違うそうです。

 お買い得車の車種についても教えてくださったのですが、ここではシークレット!!

 

「ハイブリッドは実際のところ、どうでしょうか?」については

「私個人の考えとしては、今、ハイブリッドを買うことはすすめない。

なぜなら、もっとハイブリッドは性能がよくなる。

買うときの価格差を、その後のガソリン代で埋めれるかというと

まだそうではないように思う。」とのこと

えらい参考になりましたね。

 

こちらは新社会人となった息子さんをもつお母さん。

 

そして、こちらはすべてメモする真面目な高校生男子!

 

いろいろな質疑応答のなかで印象的だったのは次の言葉

 

「あまり駆け引きをしてくるお客様は結果的に損をするケースが多いのではないでしょうか?

お互いに信頼しあって、そのなかでお客様が一番いいお買い物をされるようにセールスマンが

努力する。

過剰なかけひきは、土台になる信頼関係が作れないということですから・・・

我々セールスマンも人ですから」

 

この言葉を聞いたときに、

あー。だからこの方は1年に300台も車を売ったんだろうなあ。。。と。

私の文章力ではうまく表現できないのですが、

「お客様との信頼関係」という言葉が重いんですよ。

今回だって、本来の講師であったカーセブン盛岡盛南店の常務との

信頼関係があったから、こうしてこの会場にいらっしゃるんですもんね。

 

 

 

全国を飛び回っている姫野副社長、

本当に超多忙なスケジュールのなか、

このセミナーのためだけに盛岡へお越しになり、

セミナー終了後、とんぼ帰りされました。

滞在時間は推定180分・・・

 

 

今回の参加者です。

高校生が多かったので、今回はお写真OKの方のみ掲載。

こちらは介護の専門学校に通う学生さんです。

 

こちらは、新社会人の子をもつ母2人。ママ友です。

 

そしてこちら現役の高校生 「息子と息子のトモダチ」連れて参加してくださったKさん

息子たち、大人っぺー。

 

今回の内容、車の話しも去ることながら

「日本一車を売る男」 姫野副社長の話を聞いた

そのことが、ただただ凄かったです。

 

「あおいくま」

今日の高校生が何かでちーとくじけそうになった時

思い出してくれるとよいです!

(もちろん私も!)

姫野副社長、参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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2012.10/7バスツアー 「瀬戸内寂聴先生あおぞら説法と新安比温泉」

昨年末、「年内に書くぞ!」と誓ったイベント報告がやはり年明けになってしまった反省・・

雪がもっさもっさ降る2月の景色を見ながらはや4か月前になってしまった「瀬戸内寂聴あおぞら説法」バスツアー報告です!!

実をいうと寂聴先生のあおぞら説法のバスツアーを企画したのは今回が2回目です。

で、バスツアーというのは、開催にあたって最少催行人数というのがありまして、「30名」

なんと今回はギリの30名!!ほっ・・・

最後のお2人はツイッターとフェイスブックでお申込みいただきましたよー。

でそんなこんなで、のびあ会員女子の方から町内の老人クラブの方まで老若男女もさまざまな方が集まっていただきました。

 

バスはこちら日本高速バス!

 

盛岡駅西口から17名さま、滝沢市(旧:滝沢村)役場から13名さまを乗せて予定通り10時半には新安比温泉静流閣に到着~!

 

社長パネルと英子女将がお迎えしてくれました。

 

こちらでちょっと早いけれど豪華な昼食をいただきます。

「まだ早い~」といいつつもみなさんこのとおり。完食!!

 

 

 

 

 

 

「今日の天台寺は混みますよ~」といわれて天台寺へ!

 

渋滞も覚悟し、その際の浄法寺町ネタも用意していましたらあっさりと天台寺着!

 

 

といいましても天台寺は実はここからの参道が・・・スゴイのでした。

境内まで、10分~15分の「運気向上坂」

登りがきつくて日頃、運動不足の方だと本当に息があがってしまいます。

 

やっと、、着きました!がすでに人、、、人、、、、人、、、、

 

この日は秋の例大祭も行われていたので、右も左もギッシリでたしか翌朝の新聞では3000人!!

 

 

 

でこの日は寂聴さんの法話の前にもうひとりゲストの方がいました。

 

民族衣装に身を包んだこの方、スワーダ・アル・ムダファーラさんという女性で日本名を森田美保子さんといいます。

私、この場で聞いてるときはよくわからず聞いておりましたがこのスワーダさんって、かのニューズウィークが選んだ「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた方なんですって。

 

簡単に経歴をご紹介しますと

オマーン国籍を取得し、1990年にオマーンに私立学校を立ち上げ、校長先生となり、園児~高校生までが通う国内有数の名門校に育てた方なのだそうです。

 

「砂漠に世界一の学校を作った日本人」としてとても著名な方らしく、

寂聴先生や天台寺と何かご縁があるらしく、本日最初の講演となりました。

「困難は自分が発展するための土台となるし、人生に不可能はない。全ての経験が役に立つ」

と力強く語ったスワーダさん。

・・・・というのも実は帰ってきてから仕入れたネタで、このときは音声と視界の悪さもあって

「随分、日本語の上手な方だなあ・・・」と思って聞いていましたワタシ。

 

・・・・というわけで、スワーダさんの講演会だけでも価値があるお話でしたが

 

いよいよ瀬戸内寂聴先生登場です!!

しかし。。。何分、今回はメチャ混みのため、寂聴さんまで遠い・・・

 

が、ハリのあるお声にこれだけの聴衆を一気に引き付ける話術、素晴らしいです!!

 

話しの趣旨は

「つらいことや悲しいことは束になってやってくる。

いい人がはやく亡くなったり、悪い人が長生きしたり、頑張っているのに報われなかったり、人生には矛盾があるもの。でも矛盾があるからそこに哲学や文学が生まれる。」

 

そして何度も繰り返していたのが

「絶望してはいけません。もうダメだと思わないこと。

定命(じょうみょう)が尽きるまで生きること。」

 

定命(じょうみょう)って仏教用語みたいですがよい言葉ですよね。

 

法話の内容もさることながら

実はこの日、天台寺にはトンボが多く、そしてこれがまたよーく寂聴さんの頭の上にとまるのでした。

「もう私はバカだから、こんなにたくさんトンボもとまるのよ」

 

写真は、そう云いながらトンボをふりはらう寂聴さんです。

失礼ながら、お茶目でかわいらしい。

 

 

さて涙あり笑いありの法話が終わり、帰りの列です。。。。

団体バスも30台ぐらい来てましたね。

すごい人。。人。。人口4600人ぐらいの街が倍ぐらいになっちゃうんですから凄いもんです。

 

 

帰りは浄法寺の産直へ

 

そして今回は、野菜ソムリエ兼内科医の宮田恵先生からも特別に車内講演を少し。

(なので今回のバスツアー、実は豪華講演3本立てだったわけです!!)

 

このあとはまた新安比温泉に戻り、温泉&ケーキ!

女性にはこのスイーツが嬉しいねえ。

 

こちら寂聴さん命名の「らくらく湯」

 

 

今回の参加者の方々のお写真です(許可いただいた方のみ掲載しております)

初対面とは思えないぐらい仲良くなっていただいた冨田さま・菊地さま・藤原さま

 

こちらは宝来館を訪問した「復興応援バスツアー」の時にも参加してくださった方です。

 

町内でお世話になっておりますお2人

 

こちらも町内でお世話になっているツネさん

 

そして今回、30人めの申し込みをフェイスブックでしてくださった小苅米さん。

 

こちらは女子100人委員会ののびあ会員でーす。

全員、妙齢とは思えないハシャギぶり。

 

バスツアーってたった1日ですが、それまで出会うことのなかった方々で行動を共にする日。

観光の基本のような気がして私は好きです。

お天気にも参加した人々にも恵まれた楽しい1日でした!

 

 

 

 

 

 

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